東葛西稲荷神社|江戸川区東葛西の神社

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東葛西稲荷神社|寛永年間に耕地の守護神として創建

東葛西稲荷神社の概要

東葛西稲荷神社は、江戸川区東葛西にある稲荷神社です。東葛西稲荷神社は、宇喜新田・東宇喜田村が成立した寛永年間(1624-1644)頃に、耕地の守護神として崇められ、現石祠は元禄年間(1688-1704)の建立といいます。

東葛西稲荷神社
東葛西稲荷神社の概要
社号 稲荷神社
祭神 豊宇気比売神
相殿 -
境内社 -
住所 江戸川区東葛西6-24-9
祭日 -
備考 -



東葛西稲荷神社の由緒

東葛西稲荷神社は、宇喜新田・東宇喜田村が成立した寛永年間(1624-1644)頃に、耕地の守護神として崇められ、現石祠は元禄年間(1688-1704)の建立といいます。

「江戸川区史」による東葛西稲荷神社の由緒

稲荷神社(葛西一丁目一六九番地)
旧東宇喜田村耕地の守護神で、豊宇気比売神をまつる。寛永年間一五戸程の住民が水田の中央に稲荷大明神をまつり、五穀豊饒と村民の安泰を祈願したのが始めである。社地を「女森」と称し、古木が茂っていたが大正六年の津浪で枯死した。昇覚寺が別当であったが明治になって東宇喜田の天祖神社の兼務となった。(「江戸川区史」より)

東京都神社名鑑による東葛西稲荷神社の由緒

慶長のころ(一五九六-一六一五)宇田川嘉兵衛、葦原を開墾した右により宇喜新田と呼ばれた。東宇喜田村(旧葛西二丁目)の起源で、寛永のころ(一六二四-四四)には十五戸を数え、水田の中央部に稲荷大神を祀り、五穀豊穣と住民の安泰を祈願した。当社のはじめである。由来、東宇喜田村の耕地の守護神として崇められ、元禄のころ(一六八八-一七〇四)現在の石祠を建立する。水田に囲まれた当社は、樹木の古いものがあったが、大正六年の津波で枯死し、今は一本を残すのみ。元昇覚寺別当管理したが、明治初年より天祖神社の神職の兼務となる。(東京都神社名鑑より)

新編武蔵風土記稿による東葛西稲荷神社の由緒

(東宇喜田村)
稲荷社(新編武蔵風土記稿より)

東葛西稲荷神社の周辺図