原町三嶋神社。坂上田村磨呂勧請の伝承
原町三嶋神社の概要
原町三嶋神社は、南相馬市原町区本町にある神社です。原町三嶋神社の創建年代等は不詳ながら、坂上田村磨呂が嘉祥年間(848-851)東征の途路に勧請したと伝えられ、かつては三島沖にあったといいます。天正年間(1573-1593)には新館氏の采地の鎮守として祀られ、寛永18年(1641)には三島沖かた原町本町へ遷座、北新田、桜井、南新田の鎮守だったといいます。明治維新後の社格制定に際して村社に列格していました。
社号 | 三嶋神社 |
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祭神 | 事代主命 |
相殿 | - |
境内社 | - |
祭日 | - |
住所 | 南相馬市原町区本町1-1 |
備考 | - |
原町三嶋神社の由緒
原町三嶋神社の創建年代等は不詳ながら、坂上田村磨呂が嘉祥年間(848-851)東征の途路に勧請したと伝えられ、かつては三島沖にあったといいます。天正年間(1573-1593)には新館氏の采地の鎮守として祀られ、寛永18年(1641)には三島沖かた原町本町へ遷座、北新田、桜井、南新田の鎮守だったといいます。明治維新後の社格制定に際して村社に列格していました。
「原町市史」による原町三嶋神社の由緒
昔縁起書を失う。その由来は明らかではない。伝説によると嵯峨帝の御代嘉祥年中(八四八)坂上田村磨呂、東征の途路勧進して建立されたといわれている。昔は三島沖にあった。天正年代は新館氏の采地の鎮守として尊崇され、社田をよせられていた。新館氏の転去後、寛永十八年三島沖から原町市街西側中央(本町二五)に遷座され、北新田、桜井、南新田の鎮守となった。桜井、北新田に末社がある。明治三年に社殿が改築された。上杉主水の工と伝えている。幣殿拝殿桁梁の竜や獅子などの彫刻は稀に見る傑作といわれている。(「原町市史」より)
原町三嶋神社の周辺図
参考資料
- 「原町市史」