四葉稲荷神社|元亀3年創建、徳丸四葉村の鎮守
四葉稲荷神社の概要
四葉稲荷神社は、板橋区四葉にある稲荷神社です。四葉稲荷神社の創建年代等は不詳ながら、元亀3年(1572)6月に創建されたといわれ、徳丸四葉村の鎮守社でした。
社号 | 四葉稲荷神社 |
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祭神 | 保食神、倉稲魂神 |
相殿 | - |
境内社 | 御嶽神社、菅神社、水神宮、八雲神社 |
住所 | 板橋区四葉2-9 |
備考 | 四葉村の鎮守 |
四葉稲荷神社の由緒
四葉稲荷神社の創建年代等は不詳ながら、元亀3年(1572)6月に創建されたといわれ、徳丸四葉村の鎮守社でした。
新編武蔵風土記稿による四葉稲荷神社の由緒
(徳丸四ツ葉村)
稲荷社
鎮守なり村持下同じ(新編武蔵風土記稿より)
板橋区教育委員会掲示による四葉稲荷神社の由緒
御祭神は、保食神と倉稲魂神です。
当社の由来は、詳細は不明ですが、元亀3年(1572)6月に創建されたといわれています。
幕府が編纂し、文政11年(1828)に成立した地誌「新編武蔵風土記稿」には、「四葉村鎮守なり、村持下同じ」と記されており、江戸時代以来四葉の鎮守として崇敬を集めてきたことがわかります。
鳥居の脇にある燈籠は文化7年(1810)に伊勢代々講中が、また、狛犬は大正5年(1916)6月に大山太々講中が奉納したことが銘文よりわかります。
境内には末社として御嶽神社や菅神社、水神宮が祀られています。なお、御嶽神社が祀られている塚は、現在の四葉や赤塚で木曽御嶽を信仰していた講、赤塚一山元講によって造られたものです。(板橋区教育委員会掲示より)
「いたばしの神社」による四葉稲荷神社の由緒
創立年月日不詳。明治十三年の東京府神社明細帳には、「鎮座ノ原由年月不詳候其他縁由等無御座候始テ春祀ノ神家覆歴書相分不申候右社之儀者同村吏ニテ進退罷在候処明治六年徳丸本村北野神社江兼勤被申付候事」と明記されてある。(「いたばしの神社」より)
東京都神社名鑑による四葉稲荷神社の由緒
創立年月不詳。明治十二年の『東京府神社明細帳』には、「鎮座ノ原由年月不詳候、其他縁由等無御座候、始テ奉祀ノ神家履歴書相分不申候、右社ノ儀同村吏ニテ進退罷在候処、明治六年徳丸本村北野神社江兼勤被申付候事」と明記されている。(東京都神社名鑑より)
四葉稲荷神社の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「いたばしの神社」
- 東京都神社名鑑