上赤塚観音堂|松月院の境外仏堂
上赤塚観音堂の概要
曹洞宗寺院の上赤塚観音堂は、板橋区赤塚にある観音堂、松月院の境外仏堂です。上赤塚観音堂は、寛文年間(1661-1673)に創建されたと伝えられ、松月院の境外仏堂となっています。
山号 | - |
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院号 | - |
寺号 | 観音堂 |
住所 | 板橋区赤塚5-26 |
本尊 | 観音菩薩像 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
上赤塚観音堂の縁起
上赤塚観音堂は、寛文年間(1661-1673)に創建されたと伝えられ、松月院の境外仏堂となっています。
新編武蔵風土記稿による上赤塚観音堂の縁起
(上赤塚村)
観音堂
下赤塚村松月院の持下同じ(新編武蔵風土記稿より)
「いたばし郷土史事典」による上赤塚観音堂の縁起
上赤塚観音堂(赤塚五丁目二六番)
松月院は赤塚、成増、四葉方面に数々の墓地をもつが、ここもその一つで観音菩薩を祀る。門を入って左側に昭和十年四月に建てられた観音堂再建碑がある。これによると寛文年間(一六六一-七三)の創設といわれる。また大正十一年二月十日に火災に遭い再建され、昭和二年九月二四日に入仏式を挙行したと記されている。昭和四五年に墓地を改葬したことで古い墓石が地中に埋められていたが、それでも残っているものに真壁家(天文三年没、一五三四年)などがみられる。またこの堂宇には延享四年(一七四七)の半鐘があったが、今は近所に預けられている。(「いたばし郷土史事典」より)
上赤塚観音堂の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿
- 「いたばし郷土史事典」