砂原稲荷神社|葛飾区西亀有の神社

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砂原稲荷神社|砂原村が開村した慶長年間に鎮座

砂原稲荷神社の概要

砂原稲荷神社は、葛飾区西亀有にある稲荷神社です。砂原稲荷神社は、当地砂原村が開村した慶長年間(1596-1614)に鎮座したと伝えられます。

砂原稲荷神社
砂原稲荷神社の概要
社号 稲荷神社
祭神 倉稲魂命
相殿 -
境内社 -
例祭日 2月初午日
住所 葛飾区西亀有3-29-11
備考 -



砂原稲荷神社の由緒

砂原稲荷神社は、当地砂原村が開村した慶長年間(1596-1614)に鎮座したと伝えられます。

葛飾区神社調査報告による砂原稲荷神社の由緒

社伝には慶長年間(1596-1614)の鎮座とあるが確証はない。元禄8年(1695)の砂原村検地帳に「稲荷大明神 二十間 社地四畝歩 別当浄土宗善養寺」といい、文政6年(1823)8月の「砂原村地誌取調明細書上帳」には、「稲荷大明神縁起 神職無御座候」とある。社殿は正保年間(1644-47)新築、元禄12年および宝永2年(1705)修覆、寛保3年(1743)改築、天明7年(1787)正月再築、天保13年(1842)修覆を経て、昭和10年、本殿を修覆、拝殿は高木神社の旧殿を移築した。(葛飾区教育委員会 葛飾区神社調査報告より)

地名砂原の由来

昭和40年10月、住居表示の実施により旧町名の砂原町が現在の西亀有1丁目~4丁目に改められました。「砂原」という地名は元禄時代にはじめてあらわれ、江戸時代初期に開墾された土地と推定されています。地名の由来は、むかしこの辺一帯が砂原の地であったため、はじめ砂地カ原と呼ばれ、それが砂っ原になり、やがて砂原になったものと言われています。この地は、東京低地が陸化する際に後退した海岸線付近に形成された砂州が発達しており、そのような事情が影響しているものと思われます。なお、砂原は江戸期~明治22年までは「砂原村」でしたが、明治22年~昭和7年の間、亀青村大字砂原と南綾瀬村大字砂原の2つに分かれていましたが、昭和7年葛飾区の誕生とともに、それぞれ砂原町上千葉町となりました。

砂原稲荷神社の周辺図