長伝寺|葛飾区東水元にある新義真言宗寺院

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音水山長伝寺|新四国四箇領八十八ヵ所

長伝寺の概要

新義真言宗の長伝寺は、音水山観音院と号します。天文19年(1591)阿闍梨良寛が創建したといいます。西新井組中川通四箇領八十八箇所33番です。

長伝寺
長伝寺の概要
山号 音水山
院号 観音院
寺号 長伝寺
住所 葛飾区東水元3-16-11
本尊 阿弥陀三尊立像
宗派 新義真言宗
葬儀・墓地 -
備考 -



長伝寺の縁起

長伝寺は、天文19年(1591)阿闍梨良寛が創建したといいます。

新編武蔵風土記稿による長伝寺の縁起

長傳寺
同宗(新義真言宗)、青戸村宝持院門徒。音永山観音院と号す。天正19年の起立にて開山を深清と云。本尊大日。(新編武蔵風土記稿より)

葛飾区寺院調査報告による長伝寺の縁起

天文19年(1591)阿闍梨良寛創立。寛文8年(1668)・宝永元年(1704)両度の洪水に堂舎および記録・寺宝を失ったが、阿闍梨深清は治水の守護仏として十一面観世音菩薩を安置し、現在の山号・院号に改めて再興した。本堂は昭和45年、客殿・庫裡は同53年の改築である。境内に江戸時代末期の儒学者横田玄鱗の墓がある。玄鱗は頼山陽・篠崎小竹等と親交し、書は細井広沢・巻菱湖とならび称せられた。当地の名主大川勝右衛門宅に客死し、当寺に葬られた。(葛飾区教育委員会 葛飾区寺院調査報告より)

長伝寺所蔵の文化財

  • 宝篋印塔(葛飾区登録文化財)

長伝寺の周辺図