微妙山実相寺|港区北青山にある臨済宗円覚寺派寺院
微妙山実相寺の概要
臨済宗円覚寺派寺院の実相寺は、微妙山と号します。実相寺は、湘水慧南禅師(寛文9年1669年寂)が開山となり、寛永11年(1634)に創建したといいます。
山号 | 微妙山 |
---|---|
院号 | - |
寺号 | 実相寺 |
本尊 | 釈迦牟尼佛像 |
住所 | 港区北青山2-12-9 |
宗派 | 臨済宗円覚寺派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
微妙山実相寺の縁起
実相寺は、湘水慧南禅師(寛文9年1669年寂)が開山となり、寛永11年(1634)に創建したといいます。
「赤坂區史」による微妙山実相寺の縁起
臨済宗實相寺(山號微妙山 市谷月桂寺末)青山北町四丁目七十四番地
當寺は臨済宗圓覺寺派に属し、市ヶ谷月桂寺末である。寛永十一年の草創で、開山は湘水慧南禅師(寛文九年六月二十一日寂)。元禄五年に年貢古跡地と指定された。文政寺社書上に録上したところによれば境内は年貢地三百二十二坪、内五十坪は寄進で、町人市十郎(萬崖と稱)の寄進したものであつた。なほ境内には、本堂のほかに、元禄五年に建立した九尺に二間の土蔵造の薬師堂、稲荷社及び毘沙門堂のあつたことが同書上に記されてゐる。(「赤坂區史」より)
御府内寺社備考による微妙山実相寺の縁起
市谷月桂寺末 青山久保町
微妙山実相寺、境内年貢地三百二十二坪内五十坪寄進地
寛永十一甲戌年草創仕元禄五壬申年古跡地ニ被仰付候。境内寄進地ハ寛永三年町人市十郎(万屋と号)と申者寄進。
開山湘水慧南禅師寛文九年六月一日示寂。
本堂間口六間奥行五間。本尊釈迦如来、木座像台座共長三尺作不知。半鐘、享保十二年寄進。
薬師堂、九尺ニ二間土蔵造。元禄五年建立。薬師如来、右座像台座共長一尺四寸。
稲荷社、四尺ニ一間。神体木立像、長五寸。
毘沙門跡。右類焼後未再建不仕候。毘沙門天ヲ当時本堂ニ安置仕候、長三寸。
以上丁亥書上。(御府内寺社備考より)
微妙山実相寺の周辺図
参考資料
- 「赤坂區史」