西光山称念寺|西方三十三所観音
称念寺の概要
浄土宗寺院の称念寺は、西光山と号します。称念寺の創建年代は不詳ながら創建は元和元年(1615)とも慶安五年(1652)ともいい、念誉上人了故和尚が開山したといいます。当寺の観音菩薩像は、(現在活動していませんが)西方三十三所観音29番です。
山号 | 西光山 |
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院号 | - |
寺号 | 称念寺 |
住所 | 港区南麻布3-9-12 |
宗派 | 浄土宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
称念寺の縁起
称念寺の創建年代は不詳ながら創建は元和元年(1615)とも慶安五年(1652)ともいい、念誉上人了故和尚が開山したといいます。当寺の観音菩薩像は、西方観音霊場の29番札所です。
「麻布區史」による称念寺の縁起
西光山稱念寺 本村町一三〇
知恩院末、草創は元和元年二月と云ひ、或は慶安五年十二月と傳へるも定かではない。開山は念譽了故和尚(歿年不詳)西方札所第二十九番の観音がある。(「麻布區史」より)
御府内寺社備考による称念寺の縁起
京都知恩院末麻布本村町
西光山称念寺、境内古跡年貢地六百九十一坪
起立之年代相知不申候。
開山念誉上人了故和尚他国江転住仕申傳若年月相知不申候。
中興漸蓮社東誉上人重防実成和尚安永三午年二月十七日寂。
本堂、庫裡建続間口八間奥行五間余。
本尊阿弥陀如来、木坐像。
脇立観世音菩薩、勢至菩薩各木立像。善導大師、木坐像。円光大師寶塔。
観音堂、一丈一尺四面。
正観世音菩薩、木立像西方廿九番霊場。左右阿弥陀如来、木立像、木坐像。前立正観世音菩薩木立像。鰐口。
石手水鉢。
以上戊子書上。(御府内寺社備考より)
称念寺の周辺図
参考資料
- 「麻布區史」
- 御府内寺社備考