演暢山法音寺|西方三十三所観音
法音寺の概要
浄土宗寺院の法音寺は、演暢山観光院と号します。法音寺は、信蓮社行誉上人祟山和尚(文明15年寂)が開山となり文明12年(1480)に創建、16世念蓮社伹誉上人愚称岳潭和尚(宝暦4年1754年寂)が中興したといいます。(現在活動していませんが)西方三十三所観音13番です。
山号 | 演暢山 |
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院号 | 観光院 |
寺号 | 法音寺 |
住所 | 港区芝4-6-17 |
宗派 | 浄土宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
法音寺の縁起
法音寺は、信蓮社行誉上人祟山和尚(文明15年寂)が開山となり文明12年(1480)に創建、16世念蓮社伹誉上人愚称岳潭和尚(宝暦4年1754年寂)が中興したといいます。
御府内寺社備考による法音寺の縁起
芝西応寺末本芝二丁目
演暢山観光院法音寺、境内御年貢地五百五十一坪
起立文明十二庚子年
開山信蓮社行誉上人祟山和尚文明十五癸卯年三月廿三日寂
中興十六世念蓮社伹誉上人愚称岳潭和尚宝暦四甲戊年二月二日寂
本堂、内陣間口三間半三間。
本尊阿弥陀如来木立像、丈三尺恵心僧都之作。
脇士観音勢至各木立像長二尺。
脇段善導大師、円光大師、各木座像長二尺。
右之寅年類焼後内陣大破ニ付当時庫裡ニ安置仕候。
鎮守稲荷社。間口三尺奥行四尺。
観音堂。間口二間半奥行三間半、向拝。千手観音菩薩木立像。脇士地蔵菩薩、毘沙門天各木立像。前立千手観音菩薩木立像。両脇観音菩薩七体、各木立像。
地蔵堂。一間四方。地蔵菩薩石像。
以上丁亥書上。(御府内寺社備考より)
「芝區誌」による法音寺の縁起
法音寺 本芝二丁目二十一番地
浄土宗西應寺末派で、演暢山観光院と號する。文明十二年の創建に係り、開山行譽は文明十五年入寂した。(「芝區誌」より)
法音寺の周辺図
参考資料
- 「芝區誌」
- 御府内寺社備考