天光院|港区芝公園にある浄土宗寺院
天光院の概要
浄土宗寺院の天光院は、増上寺11世圓也上人が隠居寺として草創したといいます。
山号 | - |
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院号 | 天光院 |
寺号 | - |
住所 | 港区芝公園1-3-16 |
宗派 | 浄土宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
天光院の縁起
天光院は、増上寺11世圓也上人が隠居寺として草創したといいます。
「芝區史」による天光院の縁起
天光院 芝公園第五號地十番
増上寺子院。開祖は増上寺第十一世圓也上人である。上人は増上寺を源譽上人に譲つてから、此邊に隠栖して、ひたすら三心の秘奥に學んだ所である。もと南方にあつたが、寛永年間現地に移つた。(「芝區史」より)
「東京名所図会」による天光院の縁起
天光院
開祖圓也上人は。當山第十一世たり。嘗て堂宇自焼せしかば。悉く之を再建し。源譽上人(後為國師)に譲輿し。當院を開て隠栖せり。當山の今の地に移りし時は。南の地にありしが寛永年中此地に轉す。其の以前の地は。舊光學院或は源壽院の所と云。當院四世童楽(往蓮社欣譽)は當山坊中幹事の始なり當院の表門享保年中までは西の方にありしが。徳川吉宗公参詣の際ある人門上よりうかがひし事ありて今の所に改らる。
昔時宿坊に充られし人々は左の如し。
尾張殿、松平中務大輔、喜連川左兵衛督(「東京名所図会」より)
天光院の周辺図
参考資料
- 「芝區誌」
- 東京名所図会