北真教会・地蔵堂|練馬区貫井にある真言宗醍醐派寺院

猫の足あとによる東京都寺社案内

北真教会・地蔵堂|円光院境外地蔵堂

北真教会の概要

真言宗醍醐派の北真教会は、当所に江戸時代からあった地蔵堂に田中隆智氏が、昭和28年に北真教会として設立されました。北真教会は、この地蔵堂(円光院の境外仏堂)の堂守を兼ねています。

北真教会・地蔵堂
北真教会・地蔵堂の概要
山号 -
院号 -
寺号 北真教会
住所 練馬区貫井5-22-5
宗派 真言宗醍醐派
葬儀・墓地 -
備考 円光院の境外地蔵堂



北真教会の縁起

北真教会は、当所に江戸時代からあった地蔵堂に田中隆智氏が、昭和28年に北真教会として設立されました。北真教会は、この地蔵堂(円光院の境外仏堂)の堂守を兼ねています。

「練馬の寺院」による北真教会の縁起

昭和13年、開基田中隆智は、当所に古くからあった地蔵堂に入り、昭和28年10月26日に北真教会を設立した。
現在の地蔵堂は、弘法大師1150年に当たり、円光院境外仏堂として昭和55年7月に再建された。北真教会は地蔵堂の堂守を兼ねている。
地蔵堂の本尊は延命地蔵菩薩であるが、北真教会の本尊は不動明王としている。
延命地蔵菩薩は、寄木造り漆塗りで鎌倉時代末期の作と言われている。またこの地蔵は下落合の中井から移されたものであるという古くからの言い伝えがある。昭和42年に地蔵の頭部が抜けることがわかり、胎内から文書が発見された。この文書には、元禄14年(1701)3月8日の日付と大勢の名前が書かれている。
境内入口に不動明王、地蔵菩薩などの石仏が十体安置されている。この中の寛政3年(1791)建立の延命地蔵には「一宇供養仏」の銘がある。これにより、この年までに当所に地蔵堂が創建されたものと思われる。(「練馬の寺院」より)


北真教会・地蔵堂の周辺図

参考資料

  • 練馬の寺院(練馬区教育委員会)