富士講燈籠|馬込の富士講により文政7年造立
富士講燈籠の概要
富士講燈籠は、大田区南馬込にある名所旧跡です。富士講燈籠は、馬込の富士講により文政7年(1824)に造立、道標を兼ねていたといいます。
名称 | 富士講燈籠 |
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みどころ | 区指定文化財 |
入場時間 | - |
入場料 | - |
住所 | 大田区南馬込2-25-17 |
備考 | - |
富士講燈籠について
富士講燈籠は、馬込の富士講により文政7年(1824)に造立、道標を兼ねていたといいます。
境内掲示による富士講燈籠について
富士講燈籠
文政七年(一八二四)に、馬込村を中心とする富士講(富士山の信仰団体)の人々によって建てられた常夜燈である。
台石に刻まれた銘文から、品川と池上に至る道に、道しるべを兼ねて建てられたことがわかる。
さらに願主、世話人をはじめとする約二百名の人名が刻まれており、馬込村と近在を中心に講員の分布が推察できる貴重な資料である。また世話人として村内の禅宗「万福寺」が加わっていることは、信仰上興味深いものがある。
かつて富士登山の際には、近くの北野神社に参籠し、この燈籠の前で講中の人々が祈願してから出発したと伝えられる。(大田区教育委員会掲示より)
富士講燈籠の周辺図
参考資料
- 新編武蔵風土記稿