法寿山本光寺|大田区久が原にある日蓮宗寺院
本光寺の概要
日蓮宗寺院の本光寺は、法寿山と号します。本光寺は、十乗院日能上人(慶長14年1609年寂)が開山となり創建したといいます。
山号 | 法寿山 |
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院号 | - |
寺号 | 本光寺 |
住所 | 大田区久が原2-19-17 |
宗派 | 日蓮宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
本光寺の縁起
本光寺は、十乗院日能上人(慶長14年1609年寂)が開山となり創建したといいます。
「大田区の寺院」による本光寺の縁起
当寺は池上本門寺12世仏乗院日惺(1550-98)の弟子、十乗院日能が開基した寺である。日能は慶長14年(1609)に没しているから、この頃創建されていることが推察される。以来池上本門寺の末寺となり現在に至っている。
本堂の南側に七面堂があり、七面天女像を安置してある。この七面天女像は元禄12年(1699)5月、紀州家から寄進されたことが、七面堂向拝の鰐口の刻銘によって知られる。(「大田区の寺院」より)
新編武蔵風土記稿による本光寺の縁起
(久ヶ原村)本光寺
除地五段六畝二十二歩、小名家村にあり、法華宗池上本門寺末、法壽山と號す、開山十乗院日能上人慶長十四年二月十四日寂す、本堂六間半に九間半、本尊三寶祖師を安ず、門内東に向ふ、門内に石階十一級あり。
子安七面堂。本堂の北の方にあり、九尺四面、この七面は傳教大師の作にして、身延山に安置する所の像と同體なりといふ。前に鳥居をたつ、又その前に石階二十一級あり。
八幡社。七面堂の南の方山上にあり、二間に三間、身體は長七寸許の木像甲冑を帯して坐せる状なり、村の鎮守なり、勧請の年代を傳へず、社前に石の鳥居及石階七級あり。(新編武蔵風土記稿より)
本光寺の周辺図