隆崇院|品川区上大崎にある浄土宗寺院
隆崇院の概要
浄土宗寺院の隆崇院は、善長山と号し、寛文9年に創建され、明治37年当地に移転、翌明治38年隣接していた善長寺と合併しました(善長寺の号は隆崇院の山号に残っています)。昭和2年に山谷専念寺と合併し、現在に至っています。
山号 | 善長山 |
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院号 | 隆崇院 |
寺号 | - |
住所 | 品川区上大崎1-9-24 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
宗派 | 浄土宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
隆崇院の縁起
隆崇院は、寛文9年に創建され、明治37年当地に移転、翌明治38年隣接していた善長寺と合併しました。昭和2年に山谷専念寺と合併し、現在に至っています。
当地にあった善長寺の縁起
増上寺下屋敷内子院8ヶ寺の一つである。現在の隆崇院の隣が当寺の寺地のあったところである。
当寺は寛永年間に芝新銭座町に創建され、寛永11年(1634)に飯倉5丁目に移り、さらに寛文8年(1668)にこの上大崎村に地を賜って移転したといわれている。
開山信誉良阿は当寺を開創する前に芝増上寺内に宝樹庵を開創している。
当寺ははじめは大運寺と称したが、慶安3年(1649)に時の増上寺の住職業誉上人から現在の山号寺号を賜ったといわれている。
明治に入って無住となり、寺務は同じ8ヶ寺の一つである最上寺の住職が之を兼ねて務めていたが、明治38年(1905)1月に前年隣接の場所に移転してきた隆崇院に合併された。(「品川区の文化財」より)
大正期に合併した専念寺の縁起(道徳山伝受院善長寺)
駒込願行寺末 浅草山谷町 荘厳山一心院専念寺、境内御年貢地364坪。
草創引地等之儀相分不申候。
開山荘厳社厳誉上人諦順和尚、寛文6年3月7日遷化。
本堂、本尊阿弥陀恵心作、千手観音安阿弥作坐像、以上乙酉書上。
「備考」清川1-17あたりの地にあった(旧浅草山谷町)。大正5年の「大日本寺院総覧」にみえるが、以後は不明(御府内寺社備考より)
隆崇院の周辺図