清岸寺|品川区上大崎にある浄土宗寺院
清岸寺の概要
浄土宗寺院の清岸寺は、法性山浄国院と号し、増上寺下屋敷内子院8ヶ寺の一つです。寛永元年(1624)に江戸の八丁堀に創建、寛永12年(1635)に芝金杉へ、明暦4年(1658)麻布魅穴(狸穴)へ移転し、天和3年(1633)に当地へ移転しました。本堂は、天保8年(1837)に再建されたもので、周辺では当寺のみが第二次世界大戦の戦災を免れました。
山号 | 法性山 |
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院号 | 浄国院 |
寺号 | 清岸寺 |
住所 | 品川区上大崎1-5-15 |
本尊 | 阿弥陀三尊 |
宗派 | 浄土宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | 墓地受付中 |
清岸寺の縁起
清岸寺は、増上寺下屋敷内子院8ヶ寺の一つです。寛永元年(1624)に江戸の八丁堀に創建、寛永12年(1635)に芝金杉へ、明暦4年(1658)麻布魅穴(狸穴)へ移転し、天和3年(1633)に当地へ移転しました。
「品川区の文化財」による清岸寺の縁起
増上寺下屋敷内子院8ヶ寺の一つである。寛永元年(1624)江戸の八丁堀に創建された。寛永12年(1635)にこの地は幕府の御用地となったため召上げられ、芝金杉に移転した。三世伝長和尚の代、明暦3年(1657)正月18日の江戸の大火で類焼し、明暦4年(1658)麻布魅穴(狸穴)に移転した。
寛文元年(1661)にこの地は甲府公の御用地となったので召上げられ、天和3年(1633)に現在の場所に移った。現在の本堂は11世善海上人の代に建築されたものである。(「品川区の文化財」より)
新編武蔵風土記稿による清岸寺の縁起
(上大崎村)清岸寺
法性山浄國院と號す、開山堯譽法雲寛永七年江戸八町堀に草創せり、同く十二年御用地となり、芝金杉に轉ぜしに、明暦三年回禄の後麻布狸穴に移り、寛文元年御用地となりここに轉ず、法雲は寛永十九年正月二十九日寂せり。
大鐘。八世順亮の時鑄造す、(新編武蔵風土記稿より)
清岸寺の周辺図