光明山萬福寺|南葛八十八ヶ所
萬福寺の概要
真言宗豊山派寺院の萬福寺は、光明山蓮池院と号します。萬福寺は、大永7年(1527)に下木下川村に創建したと伝えられ、明治44年の荒川改修工事で当地に移転したといいます。南葛八十八ヶ所霊場69番、新葛西三十三所観音霊場9番です。
山号 | 光明山 |
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院号 | 蓮池院 |
寺号 | 萬福寺 |
住所 | 墨田区東墨田3-12-19 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
萬福寺の縁起
萬福寺は、僧東福坊が大永7年(1527)に創建したと伝えられます。明治44年の荒川改修工事で当地に移転しました。
新編武蔵風土記稿による萬福寺の縁起
(下木下川村)萬福寺
新義真言宗上小松村正福寺末、光明山蓮池院と号す。当寺は大永7年東福坊と云僧起立すと云。本尊弥陀坐像、長1尺5寸許行基の作。
天神社、聖天堂。(新編武蔵風土記稿めぐりより)
「墨田区史」による萬福寺の縁起
万福寺(東墨田三丁目一二番一九号)
光明山蓮池院と号し、真言宗豊山派東新小岩正福寺の末寺である。大永七年(一五二七)に東福坊が創建したと伝えられる。本尊は、阿弥陀如来である。往時は、現在地のやや東寄りにあったが、荒川の開削のため移転した。(「墨田区史」より)
萬福寺所蔵の文化財
- 寛文2年銘地蔵像
- 寛文12年銘観音坐像
- 天和2年銘庚申像
- 元禄3年銘阿弥陀像
萬福寺の周辺図