大方山華厳寺|墨田区本所にある浄土宗寺院
華厳寺の概要
浄土宗寺院の華厳寺は、大方山広仏院と号します。華厳寺の創建年代は不詳ながら、堅固寺として創建、向蓮社一譽上人信阿林山和尚が開山したといいます。元禄5年(1692)に小石川伝通院末となり、華厳寺と改号したといいます。
山号 | 大方山 |
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院号 | 広仏院 |
寺号 | 華厳寺 |
住所 | 墨田区本所2-12-3 |
本尊 | 阿弥陀如来立像 |
宗派 | 浄土宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
華厳寺の縁起
華厳寺の創建年代は不詳ながら、堅固寺として創建、向蓮社一譽上人信阿林山和尚が開山したといいます。元禄5年(1692)に小石川伝通院末となり、華厳寺と改号したといいます。
「墨田区史」による華厳寺の縁起
華厳寺(本所二丁目一二番三号)
浄土宗に属し、創建は延宝七年(一六七九)、開山は向蓮社一誉上人信阿林山和尚である。古くは堅固院と称していたが、元禄五年(一六九二)五月に至り小石川伝通院末となって大法山広仏院華厳寺と称した。本尊は阿弥陀如来であるが、境内に閻魔像が安置されていたところから、北割下水のえんまさまとして人々に親しまれ、江戸六十六所閻魔参りの第二〇番に挙げられていた。現在の閻魔像は昭和五十三年に建立された三代目である。(「墨田区史」より)
「本所區史」による華厳寺の縁起
華厳寺は同町(荒井町)五十五番地に在つて大法山と號し廣佛院と稱した。浄土宗にして傳通院の末である。開山は向蓮社一譽上人信阿林山和尚である。震災後府下荏原郡駒澤村上馬引澤字小泉一一一〇番地に移轉する事になつた。(「本所區史」より)
「東京名所図会」による華厳寺の縁起
華厳寺は同町(荒井町)五十五番地に在り。大方山と號し。廣佛院と稱す。浄土宗にして傳通院の末なり。開山は向蓮社一譽上人信阿和尚にて。方今は毎日公衆を集めて。華厳経を講したりといふ。(東京名所図会より)
華厳寺の周辺図