霊性院|墨田区横川にある浄土宗寺院
霊性院の概要
浄土宗寺院の霊性院は、常在山と号します。霊性院は、寂誉樹白和尚が寛永16年(1639)に霊山寺境内に創建、霊山寺の移転に随従して当地へ移転したといいます。当寺の観世音菩薩は、葛西三十三所観音の一つに数えられていたほか、子育て地蔵尊は正徳年間(1711-1715)に井戸を掘った際に出現したものと伝えられます。新葛西三十三所観音霊場30番です。
山号 | 常在山 |
---|---|
院号 | 霊性院 |
寺号 | - |
住所 | 墨田区横川1-3-20 |
宗派 | 浄土宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
霊性院の縁起
霊性院は、寂誉樹白和尚が寛永16年(1639)に霊山寺境内に創建、霊山寺の移転に随従して当地へ移転したといいます。当寺の観世音菩薩は、葛西三十三所観音の一つに数えられていたほか、子育て地蔵尊は正徳年間(1711-1715)に井戸を掘った際に出現したものと伝えられます。
「墨田区史」による霊性院の縁起
霊性院(横川一丁目三番二〇号)
寂誉樹白和尚によって、寛永十六年(一六三九)に湯島霊山寺境内に起立、霊山寺の移転に随従した。本尊は阿弥陀如来であるが、現在地に移転直後の元禄二年(一六八九)に聖観世音を安置した観音堂を建立、葛西三十三所観音参りの一つに数えられていたという。境内には、正徳年間(一七一一~一五)に井戸を掘った時、土中から出現したと伝えられる子育地蔵尊があり、毎月四日、十四目、二十四日を縁日としている。(「墨田区史」より)
霊性院の概要