妙盈山法泉寺|台東区元浅草にある日蓮宗寺院
法泉寺の概要
日蓮宗寺院の法泉寺は、妙盈山と号します。法泉寺は、妙泉院日雄(慶長3年寂)が開山となり文禄4年(1595)矢之倉に創建、正保元年(1644)当地へ移転したといいます。
山号 | 妙盈山 |
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院号 | - |
寺号 | 法泉寺 |
住所 | 台東区元浅草1-14-3 |
宗派 | 日蓮宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
法泉寺の縁起
法泉寺は、妙泉院日雄(慶長3年寂)が開山となり文禄4年(1595)矢之倉に創建、正保元年(1644)当地へ移転したといいます。
御府内寺社備考による法泉寺の縁起
池上本門寺末 浅草字新寺町
妙盈山法泉寺、境内拝領地1302坪内門前町屋有。
当寺起立之儀は、文禄4年。不知由緒。以大久保石見守殿於矢之倉初而寺地拝領仕候所、其後右地所御用地ニ相成、正保元年当所ニ而1302坪替地被下置、寺建立仕候。
開山妙泉院日雄、慶長3年8月15日遷化。
中興開基同様之住職、安住院日地。右中興准開基候儀は、文化3年3月4日江戸大火之砌、当寺本堂庫裡客殿仏具法器家具雑具四壁惣構共境内不残焼失及大破候。鎮守堂而巳一宇煙之中ニ相残再建出来難く、其節寺職隠居相願候ニ就、本山本門寺時之山主紫賜日洋之命を請日地事、文化5年閏6月当寺灰塵之空跡江入寺在。住15年之内、再建自力を以皆出来仏具家具都而寺用之器不残新調、其外新什物相添新規鑿貫井等補理造営之砌悉成就いたし候処、文政5年3月7日遷化。
本堂、5間半4間。本尊三宝祖師。左多宝仏木像、丈1尺座像。中尊妙法蓮華経安置之宝塔、丈1尺1寸。
右釈迦仏木像、丈1尺座像。前日蓮大士木像、丈1尺5寸座像。
鎮守社、間口3間奥行3間。多聞天、立像神躯長3寸5分伝教大師作。前立多聞天、立像神躯木長9寸。妙見鬼子母神相殿。
稲荷社、間口5尺奥行5尺。妙慶稲荷・徳寿稲荷・末広稲荷相殿。以上乙酉書上。(御府内寺社備考より)
法泉寺の周辺図
参考資料
- 御府内寺社備考