宗源寺|台東区東上野にある浄土宗寺院
宗源寺(そうげんじ)の概要
浄土宗寺院の宗源寺は、月峰山永寿院と号します。宗源寺は、教蓮社宝誉上人月秀大和尚が開山となり、下谷黒門町に慶長14年(1609)創建、寛永14年(1637)当地へ移転、九世尋蓮社声誉上人真阿門英大和尚が中興したといいます。
山号 | 月峰山 |
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院号 | 永寿院 |
寺号 | 宗源寺 |
住所 | 台東区東上野5-1-6 |
宗派 | 浄土宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
宗源寺の縁起
宗源寺は、教蓮社宝誉上人月秀大和尚が開山となり、下谷黒門町に慶長14年(1609)創建、寛永14年(1637)当地へ移転、九世尋蓮社声誉上人真阿門英大和尚が中興したといいます。
「下谷區史」による宗源寺の縁起
宗源寺(北稲荷町六番地)
芝増上寺末、月峰山永壽院と號す。本尊阿彌陀如来。(大正十二年九月焼失)慶長十四年僧月秀(教蓮社寶譽)下谷黒門町廣小路に建立し、寛永十四年現地に移つた。これ舊地が東叡山開闢のため幕府用地となつたからであるといふ。(「下谷區史」より)
御府内寺社備考による宗源寺の縁起
増上寺末 下谷稲荷町
日華山永寿院宗源寺 境内古跡拝領地千二百六十坪内門前町屋有之
慶長十四己酉年二起立、最初拝領地之所者下谷黒門町広小路之処、当所江替地被仰付候者寛永十四丁丑年、其後類焼仕、諸事書留等も無御座候。
開山教蓮社宝誉上人月秀大和尚、生国勢州高柳、生実者大巌寺弟子、寛永十四丁丑年十二月十三日寂。
中興九世尋蓮社声誉上人真阿門英大和尚、延享二乙丑年本堂仏像向不残再建、明和二酉年十月十二日寂。
本堂
本尊阿弥陀如来、丈二尺五寸恵心僧都作。
両脇。観世音菩薩、大勢至菩薩、各長三尺宛恵心僧都作
両脇。善導大師、円光大師。
六地蔵尊石仏、丈壱尺三寸、笠の下石垣迄壱丈壱尺五寸、文政五午年三月建立。
鎮守社、間口九尺奥行弐間惣構。
金毘羅大権現・八幡大菩薩・天照皇大神宮・春日大明神・稲荷大明神、合殿。(御府内寺社備考より)
宗源寺の周辺図