東国山西念寺|江戸百四十八ヶ所巡り東方6番、根岸古寺めぐり4番
西念寺の概要
浄土宗寺院の西念寺は、東国山中養院と号します。西念寺は、誓誉的山上人が開山となり、寛永7年(1630)に創建したと伝えられます。江戸百四十八ヶ所巡り東方6番札所、根岸古寺めぐり4番札所となっています。
山号 | 東国山 |
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院号 | 中養院 |
寺号 | 西念寺 |
住所 | 台東区根岸3-13-17 |
宗派 | 浄土宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | 根岸古寺めぐり4番札所 |
西念寺の縁起
西念寺は、誓誉的山上人が開山となり、寛永7年(1630)に創建したと伝えられます。
「下谷區史」による西念寺の縁起
西念寺(中根岸町八二番地)
深川靈巌寺末、東國山萬照院と號す。本尊阿彌陀佛、寛永七年起立、開山は誓譽的山。寺中に弘法大師作と稱する地蔵尊がある。的山の念持佛で、的山嘗て眼を疾み、地蔵夢想の蔵法を感得して眼を洗ひしに忽ち平癒したと傳へられ、眼洗地蔵と呼ばれて、江戸百四十八所の一、東方第六番に當つてゐる。境内に小野於道の墓がある。(「下谷區史」より)
新編武蔵風土記稿による西念寺の縁起
(金杉村)西念寺
同宗(浄土宗)深川霊巌寺末、東国山萬照院と号す。本尊三尊弥陀恵心の作なり。当寺は寛永7年の草創にて、開山誓誉的山寛文11年正月24日寂す。堂中に千葉筑前守か本尊の正観音長1寸3分なると安ず。此像は近頃千葉の庶流腹兵左衛門と云もの寄附せり。此余弘法大師作の地蔵を安せり。長2寸2分目洗地蔵と呼ぶ。江戸百四十八所の一、東方第六番にして、的山の念誦佛なり。的山嘗て眼病を患し時地蔵夢想の薬法を得て眼を洗しかば忽平癒せり。其法今に傳て施薬とす。(新編武蔵風土記稿より)
西念寺の周辺図