長源山本光寺|台東区谷中にある日蓮宗寺院
本光寺の概要
日蓮宗寺院の本光寺は、長源山と号します。本光寺は、守善院日源が寛永7年(1630)に創建、宝暦元年当地へ移転したといいます。
山号 | 長源山 |
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院号 | - |
寺号 | 本光寺 |
住所 | 台東区谷中1-5-2 |
宗派 | 日蓮宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
本光寺の縁起
本光寺は、守善院日源が寛永7年(1630)に創建、宝暦元年当地へ移転したといいます。
「下谷區史」による本光寺の縁起
本光寺(谷中坂町七二番地)
下總本土寺末、本尊釋迦多寶塔中題目。長源山と號す。寛永七年僧日源本郷大根畑に一宇を建立し、本光寺と號したのが當寺の濫觴で、寶暦元年天王寺朱印地内四百七十坪を借りて現地に移り、天保七年二月内陣を除くの外類焼した。現在の建物はその後の再建である。(「下谷區史」より)
御府内寺社備考による本光寺の縁起
下総国葛飾郡小金領平賀長谷山本土寺末 谷中善光寺坂
長源山本光寺、境内感應寺(現天王寺)借地470坪。
起立、寛永7年。大根畑ニ罷在候処、御用地ニ被召上候ニ付、本多淡路守様ニ而天和3年5月被仰付候て、谷中善光寺境内へ借地引移申候。其後、元禄5年5月8日ニ古跡并ニ被、仰付候ニ紛無御座候。同16年三宅備前守様改ニ而、御年貢地ニ被仰付。
又其後、宝永6年、清水与右衛門様御支配処、同年本多弾正様ニ而感應寺代地ニ被仰渡候。依之、只今ハ感應寺借地ニ御座候。
開山守善院日源、遷化年月日不申候。
中興自成院日要、安永5年5月23日遷化。当寺13代ニ御座候。
客殿間口5間奥行4間。本尊首題丈6寸、両尊丈6寸5分。四菩薩木立像、四天王木立像、釈迦銅仏立像、日蓮大士木座像。
鎮守社間口2間奥行3間半。日蓮大士木座像丈5寸日朝之作、鬼子母神木立像丈1尺3寸日常作、稲荷木座像、人頭大明神木座像丈6寸5分。(御府内寺社備考より)
本光寺の周辺図
参考資料
- 御府内寺社備考
- 「下谷區史」