法蔵院|台東区谷中にある天台宗寺院

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光雲山法蔵院|台東区谷中にある天台宗寺院

法蔵院の概要

天台宗寺院の法蔵院は、光雲山元導寺と号します。法蔵院は、慶賢法印が慶長17年(1612)神田北寺町に創建、慶安元年(1648)当地へ移転したといいます。

法蔵院
法蔵院の概要
山号 光雲山
院号 法蔵院
寺号 元導寺
住所 台東区谷中1-6-26
宗派 天台宗
葬儀・墓地 -
備考 -



法蔵院の縁起

法蔵院は、慶賢法印が慶長17年(1612)神田北寺町に創建、慶安元年(1648)当地へ移転したといいます。

御府内寺社備考による法蔵院の縁起

法蔵院(谷中三崎南町六六番地)
淺草東光院末、光雲山元導寺と號す、本尊阿彌陀如来。當寺も慶長十六年二月十五日、幕府より寺地四百坪を給うて神田北寺町に起立し、慶安元年十一月現地に移つた。事由は大泉寺と同じ。開山もまた僧慶賢である。明治戊申、彰義隊の兵變に罹り、本堂は同二十六年に再建せられた。(御府内寺社備考より)

御府内寺社備考による法蔵院の縁起

浅草新堀東光院末 谷中西寺町
光雲山元導寺法蔵院、境内拝領地400坪
慶長17壬子年2月15日、神田北寺町二而拝領仕候。其後慶安元戊子年、従神田北寺町11月21日為御替地当所二而拝領仕候。
開山慶賢法印。寛永16年11月14日寂。
中興了海法印貞享元卯年4月7日寂。
本堂間口6間半奥行4間半。本尊三尊阿弥陀如来。地蔵尊。不動尊。太子尊。法華塔、高サ2尺程。
宝筐印塔、高サ1丈1尺
地蔵堂間口奥行7尺。地蔵尊石立像長3尺2寸余。
以上丙戊書上(御府内寺社備考より)


法蔵院の周辺図


参考資料

  • 御府内寺社備考
  • 「下谷區史」