常在寺|台東区谷中にある日蓮宗寺院

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感応山常在寺|台東区谷中にある日蓮宗寺院

常在寺の概要

日蓮宗寺院の常在寺は、感応山と号します。常在寺は、雷音院日楽居士(明暦3年1557年寂)が開基となり、元和2年(1616)3月15日創建したといいます。

常在寺
常在寺の概要
山号 感応山
院号 -
寺号 常在寺
住所 台東区谷中5-2-25
宗派 日蓮宗
葬儀・墓地 -
備考 -



常在寺の縁起

常在寺は、能役者葛野九郎兵衛定之(明暦3年1557年寂)が開基となり、感應院日近が元和2年(1616)3月15日創建したといいます。

「下谷區史」による常在寺の縁起

常在寺(谷中上三崎北町一四番地)
身延山久遠寺末、本尊塔中題目、釋迦、多寶。感應山と號す。感應院日近(延寶二年五月二十四日寂)元和二年二月十五日に建立する所で、開基は能役者葛野九郎兵衛定之である。初めは谷中感應寺末であつた。然るに元禄四年の不受不施法亂に際して感應寺は天台宗に改宗したので當寺六世日淳は檀家大津新兵衛と議して離末し、久遠寺直末となつた。
宗祖日蓮自彫と傳へる鏡御影(寛文十年當寺のものとなる)、養珠院殿の頭髪を植ゑたといふ鬼子母神像(萬治三年九月當寺に移る)が安置せられてゐる。境内に西川扇造、葛野九郎兵衛、大薩摩文太夫、同主膳太夫の墓がある。(「下谷區史」より)

御府内寺社備考による常在寺の縁起

甲斐久遠寺末 谷中不唱小名
感応山常在寺 境内拝領地561坪年貢地329坪。
当寺建立は、元和2年3月15日。
開基雷音院日楽居士、明暦3年正月15日寂、俗名葛野九郎兵衛藤原定之。能役者ニ而今ニ子孫有之候。
本堂、梁2間半、桁間6間半。本尊宗法之通、諸尊安置。(御府内寺社備考より)


常在寺の周辺図


参考資料

  • 御府内寺社備考
  • 「下谷區史」