究竟山妙情寺|台東区谷中にある日蓮宗寺院
妙情寺の概要
日蓮宗寺院の妙情寺は、究竟山と号します。妙情寺は、木村丹後守が母の為に創建、京都立本寺十一世仙洞院日泰が寛永13年(1636)に開山、京都立本寺十八世霊鷲院日審上人が中興したといいます。
山号 | 究竟山 |
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院号 | - |
寺号 | 妙情寺 |
住所 | 台東区谷中1-5-5 |
宗派 | 日蓮宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
妙情寺の縁起
妙情寺は、木村丹後守が母の為に創建、京都立本寺十一世仙洞院日泰が寛永13年(1636)に開山、京都立本寺十八世霊鷲院日審上人が中興したといいます。
「下谷區史」による妙情寺の縁起
妙情寺(谷中坂町六八番地)
京都本立寺末、本尊釋迦、四菩薩、文殊、不動、多寶、四天王、普賢、愛染等十五軀。究竟山と號す。寛永七年大村丹後守その母のために建立する所、開山は僧日泰である。(「下谷區史」より)
御府内寺社備考による妙情寺の縁起
京都北野具足山立本寺末頭 谷中善光寺坂
究竟山妙情寺。境内470坪感應寺(現天王寺)借地
起立、寛永13年。
開山京都立本寺十一代仙洞院日泰、寛永18年5月111日京都ニ而遷化。
中興本寺18代霊鷲院日審上人、寛文6年立本寺ニ而3月15日遷化。縁起無之候得共、深草玄政上人、艸山集ニ云、日審上人は生従壷中母胎給、依之祈安産有験説法高低二万余座、手書本尊十万余幅、受法貴賎九万余人、玄義文句両度輪講ト見ヘタリ。
本堂、間口6間奥行5間。本尊題目。釈迦丈1尺2寸木仏坐像、上行菩薩、無辺行菩薩、浄行菩薩、安立行菩薩、文殊、普賢、不動、愛染、持国天、毘沙門天、広目店、増長天、日蓮木座像。日蓮、丈6寸5分木坐像日像菩薩作当寺中興日審上人感得像也。安産守護日審上人丈1尺1寸木立像。大黒天丈5寸木坐像日審上人間眼。右三尊は別間ニ安置。以上丙戌書上。(御府内寺社備考より)
妙情寺の周辺図
参考資料
- 御府内寺社備考
- 「下谷區史」