日長山領玄寺|台東区谷中にある日蓮宗寺院
領玄寺の概要
日蓮宗寺院の領玄寺は、日長山と号します。領玄寺の創建年代等は不詳ながら、谷中感應寺(現天王寺)9世領玄院日長聖人が中興したといいます。
山号 | 日長山 |
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院号 | - |
寺号 | 領玄寺 |
住所 | 台東区谷中4-3-5 |
宗派 | 日蓮宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
領玄寺の縁起
領玄寺の創建年代等は不詳ながら、谷中感應寺(現天王寺)9世領玄院日長聖人が中興したといいます。
「下谷區史」による領玄寺の縁起
領玄寺(谷中坂町九五番地)
身延山久遠寺末、本尊釋迦多寶塔中題目。日長山と號す。慶安四年正月谷中感應寺の中興領玄院日長の開創する所、後久遠寺の隠居寺となつた。身延山三十三世日享上人當寺に隠居し、享保六年十二月遷化したが、植うる所の櫻を享師櫻といひ、寶暦十三年十一月二十二日、上人三十三囘忌を行へる時開花し、その後毎年冬咲き、宛も會式の頃なるを以て會式櫻と呼ばれた。又この寺には椎の大木があるため、椎木寺とも呼ばれた。また境内に貝塚がある。(「下谷區史」より)
御府内寺社備考による領玄寺の縁起
甲斐国久遠寺末 谷中不唱小名
日長山領玄寺、境内東叡山領借地4反2畝
建立年月、相知不申候。
中興開山、谷中感應寺(現天王寺)第9代領玄院日長聖人。慶安4年11月27日寂。
本堂、間口5間奥行3間。本尊南無妙法蓮華経之宝塔丈1尺5寸。釈迦仏座像、多宝仏座像、四菩薩立像、文殊菩薩座像、普賢菩薩座像、四天王立像、愛染明王、不動明王座像、鬼子母神立像丈1尺1寸、日蓮座像。右鬼子母神、日蓮大菩薩開眼ニ御座候。先年自火にて焼失跡絵影を移し彫候旨申伝へ候。日蓮大菩薩座像。(御府内寺社備考より)
領玄寺の周辺図
参考資料
- 御府内寺社備考
- 「下谷區史」