信行寺|台東区谷中にある日蓮宗寺院
信行寺の概要
日蓮宗寺院の信行寺は、妙経山成就院と号します。信行寺は、駿河実相寺15世知足院日進聖人が開山となり、寛永8年(1631)創建したといいます。
山号 | 妙経山 |
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院号 | 成就院 |
寺号 | 信行寺 |
住所 | 台東区谷中1-5-7 |
宗派 | 日蓮宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
信行寺の縁起
信行寺は、駿河実相寺15世知足院日進聖人が開山となり、寛永8年(1631)創建したといいます。
「下谷區史」による信行寺の縁起
信行寺(谷中坂町六五番地)
駿河實相寺末、本尊十界曼荼羅。妙經山と號す。寛文八年徳川光圀建立、境内に願満稲荷堂があり、身延山の御分體が奉安してある。(「下谷區史」より)
御府内寺社備考による信行寺の縁起
駿河国富士郡岩本村実相寺末頭 谷中善光寺坂
妙経山成就院信行寺、境内454坪感應寺(現天王寺)借地。
起立寛文8年。
開山本寺15代目知足院日進聖人、元禄11年11月4日駿州岩本実相寺ニ而遷化。尤水戸黄門公卿従弟、寛文8年起立故に、世に讃岐日進与申唱フ。将又、御鎮座有之鬼子母尊天之儀は、根本伝教大師之御作高祖御開眼之尊神なり。右、開山日進は御従弟故被遊御譲、日々御家運長久奉祈候。且又、日進上人黄門公格別之営有之候而、駿州実相寺へ移転被仰付候ニ付、是等之縁有之候故今本末相整へ、尚又本山ニ而も入山之節は当寺案内ニ而、水戸公へ継目参殿有之候。以上。
中興体具院日政上人、寛保2年7月18日卒。
客殿、本尊十界勧請曼荼羅。
護法稲荷大明神社、神体幣帛斗。
鎮守社、鬼子母神丈8寸立像伝教大師作。(御府内寺社備考より)
信行寺の周辺図
参考資料
- 御府内寺社備考
- 「下谷區史」