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長命寺|清瀬市下清戸にある浄土宗寺院

長命寺の概要

浄土宗寺院の長命寺は、延年山転壽院と号します。長命寺は、感誉上人(天正2年寂)が当寺を創建したといいます。境内には、かつて道路向かいにあった薬師堂(通称清瀬薬師)が移設されています。

長命寺
長命寺の概要
山号 延年山
院号 転壽院
寺号 長命寺
住所 清瀬市下清戸2-470
本尊 阿弥陀如来像
宗派 浄土宗
葬儀・墓地 -
備考 -



長命寺の縁起

長命寺は、感誉上人(天正2年寂)が当寺を創建したといいます。感誉上人は川越蓮馨寺を創建したほか、川越大蓮寺川越見立寺、大船大長寺等を創建した高徳の名僧です。

新編武蔵風土記稿による長命寺の縁起

(下清戸村)長命寺
境内除地、三千八百二十五坪、浄土宗、入間郡川越蓮馨寺末、延年山転壽院と号す、本堂九間に五間半南向、本尊弥陀三尊長一尺五寸、立像、脇士各八寸許の坐像なり、開山感誉上人本山蓮馨寺と同く当寺を草創し、天正二年五月十八日示寂、此僧は小田原北条氏の家臣大道寺駿河守の甥なる由を傳り、されば当寺の紋今に三鱗を用ゆなどゆへあることなるべし。
鐘楼。本堂の前にあり、九尺四方明和年中に鋳しものなり。
観音堂。本堂に向て左にあり、三間四方南向なり、木の立像にて長二尺許の十一面観音を安ず。また左右に西国三十三所の観音の写をおけり。各長一尺許の木像なり。(新編武蔵風土記稿より)


長命寺所蔵の文化財

  • 長命寺薬師堂 薬師如来像(清瀬市指定有形文化財)

長命寺薬師堂 薬師如来像

全体のお姿はきわめて端正で、薬師如来の親しみやすさに満ちた仏像です。制作年代は不詳ですが、仏像の様式から室町時代のものと推定されます。
近年この胎内から、薬師堂再興を願う願文と、願主である十五名の村人の名が記された古文書及び十五枚の寛永通宝が発見されました。
「長命寺薬師堂薬師如来縁起」によれば、この仏像は新田家代々信心の如来でしたが落城の前に行方不明になり、後年この地の古い梅の梢より発見されて、ここにまつられたといい、さらにこの薬師如来の霊験により丸薬を調剤したところ大変効力があったと書かれています。
医療のとぼしい昔にあって、病人を救う薬師如来として民衆の信仰を集めました。(清瀬市教育委員会掲示より)


長命寺の周辺図


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参考資料
  • 新編武蔵風土記稿