普照山浄光寺|古千谷開拓者の花井肥前守正義開基、荒綾八十八ヶ所
浄光寺の概要
浄土宗寺院の浄光寺は、普照山如意輪院と号し、享禄3年(1520)の創建で、開山は専誉、開基は古千谷開拓者の一人花井肥前守正義、もと全学寺末、現増上寺末です。荒綾八十八ヶ所霊場27番札所です。
山号 | 普照山 |
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院号 | 如意輪院 |
寺号 | 浄光寺 |
住所 | 足立区古千谷本町2-12-18 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
宗派 | 浄土宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | 荒綾八十八ヶ所霊場27番札所、舎人幼稚園併設 |
浄光寺の縁起
足立区教育委員会掲示による浄光寺の縁起
浄土宗、普照山如意輪院浄光寺と号す。享禄3年(1520)の創建で、開山は専誉、開基は古千谷開拓者の一人、花井肥前守正義といわれている。
本尊は阿弥陀三尊、別尊として、如意輪観音を祀っている。
境内には、全学寺の開基で旧家花井家の祖真野日向守梅敷の五輪塔、本寺開基の花井肥前守正義の唐破風笠付墓塔、「新編武蔵風土記稿」に家康公鷹狩の折に草加野より真菰を苅出し献上した云々とある花井内蔵助の宝篋印塔など花井一族の墓所がある。
また、江戸期に盛んであった月山・湯殿山・羽黒山の修験霊場、西国・坂東・秩父の百観音札所、成田山不動明王の参拝記念に造立した巡拝塔があり、土地改良事業の際出土した夜念仏供養阿弥陀一尊種字板碑が保存されていて、これは昭和58年12月区登録有形文化財(歴史資料)とした。(足立区教育委員会掲示より)
足立区風土記資料寺院明細による浄光寺の縁起
本寺全学寺末 東京府管轄武州足立郡古千谷村 普照山浄光寺
享禄年中専余伝説創建、余不詳。
円心、壬申27歳。和歌山県下久保町3丁目神中立道二男、泉州日根郡黒田村黒田寺ニ於得度、安政6年東京赤坂専修寺へ入寺修学、明治2年10月住職。
境内、1反3畝10坪、但除地此沢内5畝10歩境内、8畝歩外除地。檀家、22軒。
浄光寺所蔵の文化財
- 夜念仏供養阿弥陀一尊種字板碑(足立区登録文化財)
浄光寺の周辺図