朗昌山蓮久寺|文京区白山にある日蓮宗寺院
蓮久寺の概要
日蓮宗寺院の蓮久寺は、朗昌山と号します。蓮久寺は、池上本門寺十一世日惺上人(二条関白昭実公之御子)が開山となり、天正19年(1591)神田明神下に創建、谷中への移転を経て元禄16年(1703)当地へ移転したといいます。日惺上人は、朗惺寺等をも開山した名僧です。
山号 | 朗昌山 |
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院号 | - |
寺号 | 蓮久寺 |
住所 | 文京区白山5-30-6 |
宗派 | 日蓮宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
蓮久寺の縁起
蓮久寺は、池上本門寺十一世日惺上人(二条関白昭実公之御子)が開山となり、天正19年(1591)神田明神下に創建、谷中への移転を経て元禄16年(1703)当地へ移転したといいます。日惺上人は、朗惺寺等をも開山した名僧です。
「小石川區史」による蓮久寺の縁起
郎昌山蓮久寺。日蓮宗池上本門寺末。本尊十界勧請曼荼羅。開創は天正十九年、開山は本門寺第十二代日惺上人(慶長三年七月六日遷化)、初めは神田明神下にあつたが、寛永元年谷中東寺町に移轉し、元禄十六年更に現地へ引地した。寺中に善性坊があつたと傳へてゐる。文政時代には境内拝領地千六百十三坪餘あり、現本堂は明治十二年の建立といふ。(「小石川區史」より)
東京名所図会による蓮久寺の縁起
蓮久寺
小石川原町二十三番地にあり、朗昌山と號す、日蓮宗池上末なり、此邊鶏聲ヶ窪と稱し、寺門大乗寺、福相寺(白山前町)に對す、三院とも日蓮宗なり。(東京名所図会より)
御府内寺社備考による蓮久寺の縁起
武蔵国池上本門寺末 駒込鶏声窪
朗昌山蓮久寺 境内拝領地千六百十三坪二合
開闢起立天正十九辛卯年元神田明神下拝領地ニ而御座候其後寛永元甲子年谷中本寺町江引移後元禄十六癸未年當地へ引申候。
開山日惺池上本門寺十一代目俗姓二条関白昭実公之御子慶長三戊戌年七月六日遷化。(御府内寺社備考より)
蓮久寺の周辺図
参考資料
- 「小石川區史」
- 東京名所図会
- 御府内寺社備考