経塚様。千葉市中央区神明町にある旧跡・名所
経塚様の概要
経塚様は、千葉市中央区神明町にある名所旧跡です。経塚様は、白幡神社敷地そばに祀られていた石塔群で、「法華経一字一石塚」と彫られた石塔は寛政11年(1799)に建立されたといいます。昭和31年の戦災復興区画整理事業により、当所へ移され安置されています。また、境内の大師堂は、(弘法大師)八十八ヵ所廻りの番外札所としてかつては賑わったといいます。

旧跡・名所名 | 経塚様 |
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みどころ | 旧跡 |
入場時間 | - |
入場料 | - |
住所 | 千葉市中央区神明町212-10 |
備考 | - |
経塚様の縁起
経塚様は、白幡神社敷地そばに祀られていた石塔群で、「法華経一字一石塚」と彫られた石塔は寛政11年(1799)に建立されたといいます。昭和31年の戦災復興区画整理事業により、当所へ移され安置されています。また、境内の大師堂は、(弘法大師)八十八ヵ所廻りの番外札所としてかつては賑わったといいます。
境内掲示による経塚様について
経塚様の由来
ここにお祀りする多くの石塔は昔から白幡神社の敷地つづきにあって村人より経塚様と親しまれてきましたが昭和三十一年戦災地復興事業区画整理のため此の地に移されました。
法華経一字一石塚とある碑は寛政十一年八月一日(約二〇〇年前)北斗山妙見寺第三十四世盛尊師を迎え、遭難者の慰霊と船舶の安全、浦辺繁昌を祈念の法要を営み、建立されたと刻されて居ります。昔神社裏に在った時はこんもりとした塚の上に立っていました。
右側に並ぶ諸石は無縁の墓や仏石で当時の町民の温い情愛が偲ばれます。
又、この塚に浅蜊を埋め貝の成育を祈り感謝する行事があった事も言い伝えられて居ります。
その脇のお堂は大師様と呼ばれ、春四月になると千葉寺からの大師詣りの人々で大変賑わったものですが、今は交通事故のためか途絶えてしまいました。
経塚様の法要は毎年春先に町内有志により営まれて居ります。
平成八年五月 新宿一、二丁目町会(境内掲示より)
経塚様の周辺図