根田天王神社・神明神社|根田神社の境外末社
根田天王神社・神明神社の概要
根田天王神社・神明神社は、市原市国分寺台中央にある神社です。根田天王神社は、平将門が天慶年間(九三八~九四七)に素戔嗚尊(祇園牛頭天王)を勧請し創祀したと伝えられ、旧地名祇園原の源となったといいます。一方神明神社の創建年代等は不詳ながら、大日孁貴神を祀っています。両社とも、現在根田神社の境外末社となっています。
社号 | 天王神社・神明神社 |
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祭神 | 天王神社:素戔嗚尊、神明神社:大日孁貴尊 |
相殿 | - |
境内社 | - |
例祭日 | 7月第1日曜日 |
住所 | 市原市国分寺台中央3-5 |
備考 | - |
根田天王神社・神明神社の由緒
根田天王神社は、平将門が天慶年間(九三八~九四七)に素戔嗚尊(祇園牛頭天王)を勧請し創祀したと伝えられ、旧地名祇園原の源となったといいます。一方神明神社の創建年代等は不詳ながら、大日孁貴神を祀っています。両社とも、現在根田神社の境外末社となっています。
境内石碑による根田天王神社・神明神社の由緒
根田神社境外末社天王神社・神明神社御由緒
根田神社の創祀(慶雲四年・・・七〇七)後約二四〇年経過した天慶年間(九三八~九四七)に平将門が当地に京都祇園の八坂神社の御祭神を勧請し、創祀したと伝えられる。以来この地を祇園原と称するようになったが近年の区画整理により、この由緒ある地名は消滅した。神明社の御祭神・大日孁貴尊は天照皇大神の別称で、月読尊(根田神社に祭られている)、素戔嗚尊と共に、伊邪那岐尊(お祓いの神)からお生まれになられた兄弟神で三貴子と称えられ、前二神は太陽神・月神として農耕・食物に御霊験を垂れさせ給い、素戔嗚尊は、蘇民将来の伝承と結びつき、牛頭天王とも習合し疫除けのご霊験あらたかに座します。(境内石碑より)
「市原郡誌」による根田天王神社・神明神社の由緒
神明神社(根田區字祇園原)祭神不詳・由緒不詳
八坂神社(根田區字南祇園原)祭神不詳・由緒不詳(市原郡教育會編纂「市原郡誌」より)
根田天王神社・神明神社の周辺図
参考資料
- 「市原市史」
- 「千葉県神社名鑑」
- 「市原郡誌」