妙長寺|市原市八幡にある日蓮宗寺院
妙長寺の概要
市原市八幡にある日蓮宗寺院の妙長寺は、八正山と号します。妙長寺は、日行上人が開基となり正長元年(1428)創建、丸谷の妙長寺、久留里の妙長寺と供に三妙寺と称される著名寺院だったといいます。
山号 | 八正山 |
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院号 | - |
寺号 | 妙長寺 |
住所 | 市原市八幡998 |
宗派 | 日蓮宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
妙長寺の縁起
妙長寺は、日行上人が開基となり正長元年(1428)創建、丸谷の妙長寺、久留里の妙長寺と供に三妙寺と称される著名寺院だったといいます。
「稿本千葉県誌」による妙長寺の縁起
八正山妙長寺
同郡(市原郡)八幡町大字八幡字南町にあり、境内に百八十四坪、日蓮宗小本寺たり。寺傳に云ふ、正長元年二月僧日行開基す、丸谷の妙長寺、久留里の妙長寺及び本寺を併せて三妙寺と稱し著名なる寺なりしが、嘗て火災に罹り、堂塔伽藍悉く焼失せしを以て其の由縁を知るに由なし、本伽藍は十四間四面にして銅を以て葺きたりと。今尚境内より蹈石・銅板・及び木材等を堀り出すことあり、昔時の大伽藍の遺物なるべし。(「稿本千葉県誌」より抜粋)
「市原郡誌」による妙長寺の縁起
妙長寺
八幡宿字南町にあり、日蓮宗にして本門寺の末派なり、本尊は三寶宗祖勧請にして、正長二年(皇紀二〇八九年)二月の創建なりと云ふ、元八幡山妙長寺と號したりしが、寶徳二年(皇紀二一一〇年)中同寺六世の住職本成院日念八幡山を八正山と改む、其他由緒等も存せしが、寶暦十三年(皇紀二四二三年)癸未十二月五日の夜火を失し堂宇並びに由緒古書等皆焼失せり、現存建物は庫裡一棟間口八間・奥行四間半にして、境内坪數二百八十四坪を有す。(八幡村誌)(「市原郡誌」より)
妙長寺の周辺図