塩場山長松寺|行徳・浦安観音霊場三十三ヵ所
長松寺の概要
市川市本行徳にある臨済宗大徳寺派寺院の長松寺は、塩場山と号します。長松寺は、小田原北条家家臣の松原淡路守重之が開基となり、渓山和尚が天文年間(1532-1555)に開山したといいます。江戸期には当地周辺は塩場(塩田)で、塩焼の労働者たちの信仰を集めていたといいます。行徳・浦安観音霊場三十三ヵ所3番札所です。
山号 | 塩場山 |
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院号 | - |
寺号 | 長松寺 |
本尊 | 薬師如来像 |
住所 | 市川市本行徳8-5 |
宗派 | 臨済宗大徳寺派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
長松寺の縁起
長松寺は、小田原北条家家臣の松原淡路守重之が開基となり、渓山和尚が天文年間(1532-1555)に開山したといいます。江戸期には当地周辺は塩場(塩田)で、塩焼の労働者たちの信仰を集めていたといいます。
境内掲示による長松寺の縁起
臨済宗大徳寺派に属し、開基は小田原北条家家臣松原淡路守重之であり天文年間(一五三二~一五五五年)に渓山和尚により開山された。
当時このあたりは塩場(塩田)であり、山号(塩場山)はこれに由来する。
本尊は薬師如来であり、塩焼の労働者たちの信仰を集めていたという。(境内掲示より)
「市川市内の寺院明細帳」による長松寺の縁起
創立天文九庚子年宗祖大燈國師法楽本寺(萬満寺)三世州甫弟子渓山開基(「市川市内の寺院明細帳」より)
長松寺の周辺図
参考資料
- 「市川市内の寺院明細帳」