源光寺(回向院別院)|両国回向院の別院
源光寺(回向院別院)の概要
市川市国府台にある浄土宗寺院の源光寺は、両国回向院の別院です。源光寺は、元和5年(1619)湯島切通坂に創建、延宝8年(1680)浅草へ移転、関東大震災で被災したことから、両国回向院21世荘譽浄厳上人が開山となり昭和4年(1929)に開創、江東区から当地へ移転してきた専受院を昭和10年合併したといいます。東三十三所観音霊場15番です。
山号 | - |
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院号 | - |
寺号 | 源光寺 |
本尊 | 阿弥陀如来像 |
住所 | 市川市国府台5-26-12 |
宗派 | 浄土宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
源光寺(回向院別院)の縁起
源光寺は、元和5年(1619)湯島切通坂に創建、延宝8年(1680)浅草へ移転、関東大震災で被災したことから、両国回向院21世荘譽浄厳上人が開山となり昭和4年(1929)に開創、江東区から当地へ移転してきた専受院を昭和10年合併したといいます。
「千葉県浄土宗寺院誌」による源光寺(回向院別院)の縁起
当院は関東大震災(大正一二年九月一日)に依り、東京両国回向院の墓地が被害を蒙ったので、墓地新設の特別計画を進行するにあたり、従来墓地を求める檀徒の希望もあり、市川国府台の現在地に、東京都江東区の専受院も合併して、昭和四年(一九二九)六月、回向院第二一世住職・本多浄厳上人により創建せられたものである。(「千葉県浄土宗寺院誌」より)
「市川市内の寺院明細帳」による源光寺(回向院別院)の縁起
元和五年六月湯島切通阪下ノ地ニ創建ス、後延宝八年浅草区松葉町ニ移転、大正十二年九月一日関東大震災ニ依リ、堂宇什具等悉皆焼失シ土地区画整理ノ関係及寺院ノ分布ニ鑑ミ昭和二年五月廿三日許可ヲ得、東京市浅草区松葉町ヨリ現在ノ地ニ移転再興、昭和八年六月三十日移転済
昭和十年二月七日同所尊受院ヲ当寺ヘ合併許可、同年九月九日合併済(「市川市内の寺院明細帳」より)
源光寺(回向院別院)の周辺図
参考資料
- 「千葉県浄土宗寺院誌」
- 「市川市内の寺院明細帳」