谷地川八幡神社|中台・根郷・谷地川・新田地区の鎮守
谷地川八幡神社の概要
谷地川八幡神社は、鎌ケ谷市中沢にある神社です。谷地川八幡神社の創建年代等は不詳ながら、浅海八郎右衛門家二代目の時に分家し、当地に入植した浅海次郎兵衛が氏神として奉斎、年代は不詳ながら、鎌倉時代とも伝えられます。中沢の中台・根郷・谷地川・新田地区で祀られています。
社号 | 八幡神社 |
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祭神 | 宇迦之御魂大神 |
相殿 | - |
境内社 | - |
住所 | 千葉県鎌ケ谷市中沢176 |
祭日 | 例大祭10月19日、オビシャ2月15日 |
備考 | - |
谷地川八幡神社の由緒
谷地川八幡神社の創建年代等は不詳ながら、浅海八郎右衛門家二代目の時に分家し、当地に入植した浅海次郎兵衛が氏神として奉斎、年代は不詳ながら、鎌倉時代とも伝えられます。中沢の中台・根郷・谷地川・新田地区で祀られています。
「鎌ケ谷市史(上巻)」による谷地川八幡神社の由緒
中沢村の小祠
谷地川八幡神社については、事情は不詳であるが現存している。同社はほかの社とは若干性格を異にしている。すなわち、前掲元禄十一年の「中沢村明細帳」によると奉社免一か所を有しており、
地理的にも中沢村内のほかの集落と隔たった位置に立地する谷地川の鎮守的な機能を有する社である。(「鎌ケ谷市史(上巻)」より)
「鎌ヶ谷市史資料編(民俗)」による谷地川八幡神社の由緒
八幡神社
中沢字谷地川一七六番地に所在する。谷地川の人々は、中沢の八幡神社とともに、この神社も氏神として祀っている。祭神は道野辺の八幡神社を遷したものと言われ、さらに中沢の八幡・春日神社の焼失後、この神社のご神体を中沢に遷したために、現在はご神体が無いのだともいう。
また、浅海八郎右衛門家の二代目の時に谷地川へ分家したのが次郎兵衛で、この家の氏神として祀ったのが八幡神社であるという伝承もある。したがって、昔は宮役員には浅海本家と分家が必ず入っていたが、現在は杜寺総代制に変り、中台・根郷・谷地川・新田の各地区から代表一名が出て総代を務めている。総代の下部には総代同様に各地区から一名の班長が選ばれ、氏子・檀家の連絡係を務めている。祭日は十月十九日である。また、毎年二月十五日にオビシャが行なわれている。(「鎌ヶ谷市史資料編(民俗)」より)
谷地川八幡神社の周辺図
参考資料
- 「鎌ケ谷市史(上巻)」
- 「鎌ヶ谷市史資料編(民俗)」