金山鳥見神社|柏市金山の神社
金山鳥見神社の概要
金山鳥見神社は、柏市金山にある神社です。金山鳥見神社の創建年代等は不詳ながら、当社が金山地区の中央部に背を向けて、「立の台(相馬氏の城祉)」に向けて鎮座していることから、古くより祀られてきたのではないかといいます。安政3年(186)には神祇道管領より官位を授与され、明治維新後の社格制定に際し村社に列格していました。
社号 | 鳥見神社 |
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祭神 | 饒速日命 |
相殿 | - |
境内社 | 天満宮 |
住所 | 千葉県柏市金山489 |
祭日 | - |
備考 | - |
金山鳥見神社の由緒
金山鳥見神社の創建年代等は不詳ながら、当地金山は、泉地区から分離して成立したと伝えられることから、伊津美鳥見神社と同じ饒速日命を祭神とするものと考えられています。
千葉県神社名鑑による金山鳥見神社の由緒
由緒に関する記載なし(千葉県神社名鑑より)
「沼南町史」による金山鳥見神社の由緒
金山地区の鎮守である。創立は不詳であるが、泉地区の鎮守と祭神・祭日が同じである。当地域は、中世に泉と同じ相馬一族の砦祉といわれ、また、後に泉地区から分離したと伝えられることなどから、当社は泉の鎮守と密接不離の関係にあったことが推定される。なお、当社は低地の道路を隔てて、円林寺の境内と隣接した高台に位置する。円林寺の山号は愛宕山であり、愛宕神社を祀っている。ところが、愛宕神社の祭りは当社で行なっているから、円林寺ともまた深い関係を有していることが知られる。
本殿は明治初めごろの建物であるが、中に六尺四方、総檜造りの宮殿を安置している。境内には古木はみられないが、庚申塔をはじめ、多くの石祠・石塔の類が存する。昭和五十二年十月、参道正面にコンクリートの階段が氏子によって奉納された。(「沼南町史」より)
金山鳥見神社の周辺図
参考資料
- 千葉県神社名鑑
- 「沼南町史」
- 「千葉縣東葛飾郡誌」