光明山宝藏院|松戸七福神の大黒天
宝藏院の概要
真言宗豊山派寺院の宝藏院は、光明山真言寺と号します。宝藏院の創建年代等は不詳ながら、慶長14年(1609)銘の石碑が残されていることから、江戸時代初期には創建したいたのではないかといいます。下総四郡八十八所霊場62番、松戸七福神の大黒天です。
山号 | 光明山 |
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院号 | 宝藏院 |
寺号 | 真言寺 |
住所 | 松戸市上矢切1197 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
宝藏院の縁起
宝藏院の創建年代等は不詳ながら、慶長14年(1609)銘の石碑が残されていることから、江戸時代初期には創建したいたのではないかといいます。
「松戸のお寺」による宝藏院の縁起
真言宗豊山派光明山宝蔵院
当山は、正式には光明山宝蔵院真言寺といいます。創建に関するいわれなどは、定かでありませんが、古い石碑に慶長十四年(一六〇九)と刻まれたものがあり、その頃ではないかともいわれています。現在の住職は、第二十九世となります。
ご本尊は、真言宗の中心の仏さまである大日如来です。本堂の中央に安置され、ご本尊の御前にて日常の法要を行います。とくに、毎年8月20日の「施餓鬼会」には、檀家の皆さまが集まり、僧侶10名ほおによる大きな法要が営まれます。
境内にあるお堂「矢切不動尊」では、大晦日深夜に「年越護摩」、2月3日には「節分護摩」を焚き、祈願祈祷を行います。また、松戸七福神のひとつ大黒天が祀られ、お正月の七日間は、御朱印巡りの参拝者をお迎えしています。(「松戸のお寺」より)
「松戸市史料 第4集 松戸町誌・小金町誌」による宝藏院の縁起
宝藏院
上矢切字寺後ニ在リ。真言宗ニシテ金町村金蓮院ノ末寺ナリ。光明山ト号シ阿弥陀如来ヲ本尊トス。現住職ハ福井亮海氏ニシテ、堂宇間口七間・奥行五間、境内四百二十七坪アリ。境内ニ行基菩薩ノ作ナリトイフ薬師如来ノ像ヲ安置ス。(「松戸市史料 第4集 松戸町誌・小金町誌」より)
宝藏院の周辺図
参考資料
- 「松戸のお寺」
- 「松戸市史料 第4集 松戸町誌・小金町誌」