紫雲山光照寺|室町時代創建
光照寺の概要
真言宗豊山派寺院の光照寺は、紫雲山円勝院と号します。光照寺は、嘉慶元年(1387)正如法印が草庵を結び、奥宮山青蓮院慈眼寺と号していたといい、延享2年(1745)光照寺と改めたといいます。紫雲山円勝寺(新義真言宗上小松村正福寺末)と共に、本一色村内の神社(本一色天祖神社、本一色北野神社)の別当を勤めていたといいます。明治5年に廃寺となった紫雲山浄本院円勝寺(元亀2年草創)のあった当地へ移転、紫雲山円勝院光照寺と改めたといいます。
山号 | 紫雲山 |
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院号 | 円勝院 |
寺号 | 光照寺 |
住所 | 江戸川区本一色3-16-28 |
本尊 | 聖観音像 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
光照寺の縁起
光照寺は、嘉慶元年(1387)正如法印が草庵を結び、奥宮山青蓮院慈眼寺と号していたといい、延享2年(1745)光照寺と改めたといいます。紫雲山円勝寺(新義真言宗上小松村正福寺末)と共に、本一色村内の神社(本一色天祖神社、本一色北野神社)の別当を勤めていたといいます。明治5年に廃寺となった紫雲山浄本院円勝寺(元亀2年草創)のあった当地へ移転、紫雲山円勝院光照寺と改めたといいます。
新編武蔵風土記稿による光照寺の縁起
(本一色村)光照寺
新義真言宗上小松村正福寺末、興宮山青蓮院ト号ス。
本尊正観音ヲ安ス。(新編武蔵風土記稿より)
「江戸川区史」による光照寺の縁起
光照寺(本一色町四二三番地)
真言宗豊山派で紫雲山円勝院という。総本山は長谷寺でもとは正福寺の末、本尊に観音菩薩をまつる。嘉慶元年(一三八七)正如法印が草庵を結び、奥宮山青蓮院慈眼寺と称していたが、延享二年光照寺と改称した。
この地には別に一寺あって、元亀二年の草創で紫雲山浄本院円勝寺といったが、明治五年六月円勝寺跡に移転して紫雲山円勝院光照寺と改めた。本堂は慶応元年に改築され更に昭和十六年に改築された。又昭和四十九年には付属建物が新築完成した。(「江戸川区史」より)
光照寺の周辺図