三翁神社。安芸郡府中町本町の神社

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三翁神社。安芸郡府中町本町の神社

三翁神社の概要

三翁神社は、広島県安芸郡府中町本町にある神社です。三翁神社の創建年代等は不詳ながら、山王神社と角振社とを合祭している社です。角振社は、田所氏が祭主となり、鎌倉中期の田所文書等にも記されている社でした。一方山王神社は正徳2年(1712)の文書に厳島末社と記され、古文書等には角振山王社、角振明神社山王神社とも記されていたといいます。

三翁神社
三翁神社の概要
社号 三翁神社
祭神 角振隼総明神、佐伯之翁、岩木之翁、所之翁
相殿 -
境内社 -
祭日 12月23日
住所 安芸郡府中町本町3-8-38
備考 -



三翁神社の由緒

三翁神社の創建年代等は不詳ながら、山王神社と角振社とを合祭している社です。角振社は、田所氏が祭主となり、鎌倉中期の田所文書等にも記されている社でした。一方山王神社は正徳2年(1712)の文書に厳島末社と記され、古文書等には角振山王社、角振明神社山王神社とも記されていたといいます。

「広島縣神社誌」による三翁神社の由緒

この神社は山王神社に角振社を合祭している。角振社は、鎌倉中期の田所文書「安芸国衙領注進状」に記される。角振社免一丁三反斗をはじめ多くの免田を有した古社であった。また同文書「沙弥某譲状」に「角振社二季二月、十一月御祭役人」と記され、田所氏が祭主であった。山王神社は正徳二年(一七一二)の「府中村寺社書出帖」に厳島末社とあり、厳島二月初申渡海神事の後、山王社参拝とされる。古文書等には角振山王社、角振明神社山王神社とも記されている。昭和五十年代まで神田一反があった。(「広島縣神社誌」より)


三翁神社の周辺図


参考資料

  • 「広島縣神社誌」