廿日市新宮神社。廿日市市新宮の神社
廿日市新宮神社の概要
廿日市新宮神社は、広島県廿日市市新宮にある神社です。廿日市新宮神社は、藤掛尾城主小方加賀守上野之介が領内鎮守として文安3年(1446)に創建、永禄元年(1558)紀州熊野新宮の祭神を合祀し下平良村の氏神として祀られ、明治維新後は村社に列格していました。
社号 | 新宮神社 |
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祭神 | 伊邪那岐命、伊邪那美命 |
相殿 | 大穴牟遅神、少彦名神、宇迦廻魂神、言代主命 |
境内社 | 稲荷神社 |
祭日 | 10月第二日曜日 |
住所 | 廿日市市新宮1-5 |
備考 | - |
廿日市新宮神社の由緒
廿日市新宮神社は、藤掛尾城主小方加賀守上野之介が領内鎮守として文安3年(1446)に創建、永禄元年(1558)紀州熊野新宮の祭神を合祀し下平良村の氏神として祀られ、明治維新後は村社に列格していました。
「広島縣神社誌」による廿日市新宮神社の由緒
社記によると、文安三年(一四四六)九月二十九日、下平良村藤掛尾城主、小方加賀守上野之助が領内鎮守の為に創祀したという。後、陶晴賢に攻められて落城し、永禄元年(一五五八)九月二十九日熊野新宮を合祀して、下平良村の氏神とした。慶安四年(一六五二からは廿日市町正覚院住職が別当を務めたが、明治五年に神仏分離をしている。(「広島縣神社誌」より)
境内掲示による廿日市新宮神社の由緒
文安三年(一四四六)藤掛尾城主小方加賀守上野之介が領内鎮守として二神を祀る。
陶晴賢に攻められ落城後永禄元年紀州熊野新宮の祭神を合祀し下平良村の氏神とする。
明治になって村社となる
当神社には懸仏も祀られ神仏習合信仰時の名残り貴重な文化財として昭和六十年に廿日市重要文化財に指定される。
現社殿は平成九年に改築されたものなり。(境内掲示より)
廿日市新宮神社所蔵の文化財
- 永禄元年銘の懸仏(市指定文化財)
廿日市新宮神社の周辺図
参考資料
- 「広島縣神社誌」