北谷山鵜上寺。藪之内家の先祖が勧請
鵜上寺の概要
曹洞宗寺院の鵜上寺は、北谷山と号します。鵜鵜上寺は、地の名族藪之内家の先祖が、惣社大明神(延喜年間901-923年創建)の本地仏として創建、明治政府により社寺統合整理に際しても廃寺を免れたといいます。広島新四国八十八ヶ所霊場30番霊場です。
山号 | 北谷山 |
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院号 | - |
寺号 | 鵜上寺 |
本尊 | 十一面観世音菩薩像 |
住所 | 安芸郡府中町石井城2-11-8 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
鵜上寺の縁起
鵜上寺は、地の名族藪之内家の先祖が、惣社大明神(延喜年間901-923年創建)の本地仏として創建、明治政府により社寺統合整理に際しても廃寺を免れたといいます。
境内掲示による鵜上寺の縁起
鵜上寺
縁起
延喜年間に創立せられた惣社大明神の本地仏を、当地の名族藪之内家の先祖が、勧請したものである。
明治十五年政府によって社寺の廃合整理が行われた際、当寺も危く廃寺の運命におかれたが、薮内家の子孫薮内直吉氏、長福寺住職南山遷外和尚、府中村長西尾生一郎氏の三者がその存置方を時の県令千田貞暁氏の願い出て聴きとどけられ廃寺を免れて今日に至ったものである。
鵜上寺というは往古このあたりは海に近く、海鵜がこの台地に住みついていた因縁によるものである。今もこの台地を鵜山という。当寺の下の原田邸には屋敷神として鵜がまつられている。(境内掲示より)
鵜上寺の周辺図
参考資料
- 「廣島縣史」