元成寺。広島県広島市中区にある浄土真宗本願寺派寺院
元成寺の概要
浄土真宗本願寺派寺院の元成寺は、松玄山と号します。元成寺の創建年代等は不詳ながら、当初禅宗寺院として創建、高宮郡久村にありましたが、祐誓の代に浄土真宗に改め、毛利氏の時に広島へ移転、福島正則の代に当地へ移転したといいます。もと佛護寺十二坊の一です。
山号 | 松玄山 |
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院号 | - |
寺号 | 元成寺 |
本尊 | 阿弥陀如来像 |
住所 | 広島市中区寺町6−7 |
宗派 | 浄土真宗本願寺派 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
元成寺の縁起
元成寺の創建年代等は不詳ながら、当初禅宗寺院として創建、高宮郡久村にありましたが、祐誓の代に浄土真宗に改め、毛利氏の時に広島へ移転、福島正則の代に当地へ移転したといいます。もと佛護寺十二坊の一です。
「廣島市史社寺史」による元成寺の縁起
元成寺[もと佛護寺十二坊の一]
元成寺は松玄山と號す、寺町正善坊の南隣に在り、本尊は阿彌陀如来なり、昔時は禅宗にて高宮郡久村(岩上村土井さこ寺山)にありしが、祐誓の時、始めて眞宗に改宗し、毛利氏の時、廣島に来り、寺地を廣瀬村に賜ひしが、福島氏の時に至りて、今の地に移る、明治十一年喚鐘を新鑄し、同二十年十四代義俊の時、庫裡(八間四方)を再建し、同二十六年梵鐘幷に鐘堂を新造し、同二十九年経蔵(一間半四方)を新建せり(「廣島市史社寺史」より)
元成寺の周辺図
参考資料
- 「廣島市史社寺史」