長安寺。広島県広島市西区にある浄土宗寺院
長安寺の概要
浄土宗寺院の長安寺は、清涼山久池院と号します。長安寺の創建年代等は不詳ながら、教譽清傳が開山となり、吉田に創建、西引御堂町への移転をへて東引御堂町へ移転、貞享3年(1686)に的場町へ再転したといいます。
山号 | 清涼山 |
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院号 | 久池院 |
寺号 | 長安寺 |
本尊 | 阿弥陀如来像 |
住所 | 広島市西区三滝本町2-11 |
宗派 | 浄土宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
長安寺の縁起
長安寺の創建年代等は不詳ながら、教譽清傳が開山となり、吉田に創建、西引御堂町への移転をへて東引御堂町へ移転、貞享3年(1686)に的場町へ再転したといいます。
「廣島縣史」による長安寺の縁起
(的場町)長安寺
開山教譽清傳、(伊豫の人)天正の頃開創、享保十八年炎上、詳なること知れず當寺はもと吉田に在りしを、西引御堂町に引き、更に東引御堂町に轉し、貞享後現在の所に移るといふ。(「廣島縣史」より)
「廣島市史社寺史」による長安寺の縁起
長安寺は清涼山・久池院と號す、的場町に在り、宗派・本寺とも妙慶院に同じ(浄土宗・京都智恩院の末寺)、本尊は阿彌陀如来なり、初め當寺は高田郡吉田町に在りしが、福島氏の時、西引御堂町に移り、後ち東引御堂町に轉じ、貞享三年現今の地に再轉す、元和五年の舊記には、既に東引御堂町の内長安寺と見へたり、開基の由来詳かならず、開山を教譽といふ、寺内に安置せる脇立観世音菩薩・大勢至菩薩(長三寸)の三尊躰は國老淺野甲斐先祖高立院の寄附せる所にして、延命地蔵尊の坐像は元禄五年五月二十四日國老淺野孫左衛門先祖松嚴院の寄附に係る、明治三十一年十月五日大風雨にて本堂大破し、同三十三年三月本堂の再建成就し、同三十六年二月庫裡の再建落成せり。(「廣島市史社寺史」より)
長安寺の周辺図
参考資料
- 「廣島縣史」
- 「廣島市史社寺史」