川留稲荷神社。中津川堤防鎮護の神
川留稲荷神社の概要
川留稲荷神社は、盛岡市加賀野にある神社です。川留稲荷神社は、寛文2年(1663)の大洪水で城下が大被害を受けたことから、中津川堤防鎮護の神として創建したといいます。
社号 | 川留稲荷神社 |
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祭神 | 倉稲魂命 |
相殿 | - |
境内社 | - |
祭日 | - |
住所 | 盛岡市加賀野1-3-25 |
備考 | - |
川留稲荷神社の由緒
川留稲荷神社は、寛文2年(1663)の大洪水で城下が大被害を受けたことから、中津川堤防鎮護の神として創建したといいます。
「岩手県神社名鑑」による川留稲荷神社の由緒
貞享二年(一六八六)南部重信公の建立と言い伝えられる。
南部利直公が盛岡城築城の際、中津川の洪水に遭い、治水護岸工事を行なったが、寛文二年(一六六三)の大洪水で城下は大被害を受けた。このため重信公は、これを教訓に堤防鎮護の神として神社を建立、川の水を止めるということから川留稲荷と呼んだ。その後は洪水がたびたび起きたが、被害は少なかったという。しかし明治四十三年(一九一〇)の大洪水で神殿が流失、加賀野一丁目の現在の社殿は、三田義正氏の手によって再建された。(「岩手県神社名鑑」より)
川留稲荷神社の周辺図
参考資料
- 「岩手県神社名鑑」