法華寺。岩手県盛岡市北山にある日蓮宗寺院
法華寺の概要
日蓮宗寺院の法華寺は、上行山と号します。法華寺は、千蔵院日慶上人が、日什聖人を開山に仰いで、天正年間に開創、天正18年(1590)堂宇を建立したといいます。
山号 | 上行山 |
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院号 | - |
寺号 | 法華寺 |
住所 | 盛岡市北山1-4-10 |
宗派 | 日蓮宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
法華寺の縁起
法華寺は、千蔵院日慶上人が、日什聖人を開山に仰いで、天正年間に開創、天正18年(1590)堂宇を建立したといいます。
「盛岡の寺院」による法華寺の縁起
開山 玄妙院日什聖人(顕本法華宗開祖)
開基 千蔵院日慶上人
開創年代 天正年間(一五七三年~九二年)
当寺は山号を上行山と称し、今をさる四百年以前の天正時代に京都勅願所妙満寺の直末寺として千蔵院日慶上人によって開創した。日慶上人は、開山を門祖日什聖人と仰いだことから、教系をたどれば京都四条坊門妙満寺の貫主常楽院日経上人が天正年間、奥羽布教の途次、数年間会津本山妙法寺に住して顕本の教旨を講じたことから、このとき化導に浴した者の中の一人ではないかと思われる。天正十八年(一五九〇)ようやく一宇建立の目的を達して、翌十九年純信の教徒を集めて開山日什大正師の二百遠忌を虔修して開堂の供養に擬した。(「盛岡の寺院」より)
法華寺の周辺図
参考資料
- 「盛岡の寺院」(盛岡市仏教会)