東禅寺。岩手県盛岡市北山にある曹洞宗寺院
東禅寺の概要
曹洞宗寺院の東禅寺は、大宝山と号します。東禅寺は、無盡妙什和尚を開山として遠野附馬牛に建武年間(1334-1336)創建したといいます。南部家十三代守行公が戦死した際に無盡妙什和尚が焼香師となり、南部家との縁が始まり、二十七代利直公の焼香師を三世大英和尚が勤めたこともあり、盛岡城の築城に際して遠野より当地へ移転、寺領240石を受領、盛岡五山の第二と仰がれていました。
山号 | 大宝山 |
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院号 | - |
寺号 | 東禅寺 |
住所 | 盛岡市北山2-9-17 |
宗派 | 曹洞宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
東禅寺の縁起
東禅寺は、無盡妙什和尚を開山として遠野附馬牛に建武年間(1334-1336)創建したといいます。南部家十三代守行公が戦死した際に無盡妙什和尚が焼香師となり、南部家との縁が始まり、二十七代利直公の焼香師を三世大英和尚が勤めたこともあり、盛岡城の築城に際して遠野より当地へ移転、寺領240石を受領、盛岡五山の第二と仰がれていました。
「盛岡の寺院」による東禅寺の縁起
開山・縁起
当寺は、京都市右京区花園妙心寺町妙心寺末で、建武年中(一三〇〇年)に無盡妙什和尚を開山として、遠野附馬牛にあった。爾来今日まで六百有年を経た。
南部家との関係は、南部家十三代守行公より始まる。守行公が大槌氏との戦いで亡くなるや、開山和尚が焼香師をなされて以来、二十七代利直公の焼香師を三世大英和尚が勤め、遠野より現在地に移転し、寺領として二百四十石を賜っておった。盛岡五山の第二となる。
旧当寺跡は数年前に岩手大学板橋教授によって発掘調査をし、禅宗建築の基石があり、貴重なものと記録されている。(「盛岡の寺院」より)
東禅寺の周辺図
参考資料
- 「盛岡の寺院」(盛岡市仏教会)