大慈寺。栃木県栃木市岩舟町にある天台宗寺院

猫の足あとによる首都圏外寺社案内

小野寺山大慈寺。慈覚大師修行寺、栃木県内最古の寺院

大慈寺の概要

天台宗寺院の大慈寺は、小野寺山と号します。大慈寺は、行基菩薩が天平9年(737)に創建、天台宗第三世で栃木出身の慈覚大師(壬生氏)も9歳から6年間当寺で修行、天台宗宗祖伝教大師(最澄)が国内の6ヶ寺に建立したと伝えられる相輪宝塔(正確には塔ではな木へんに棠)も当寺に残されています。栃木県内で現存する寺院で最古の寺院だといいます。

大慈寺
大慈寺の概要
山号 小野寺山
院号 -
寺号 大慈寺
本尊 -
住所 栃木市岩舟町小野寺2247
宗派 天台宗
葬儀・墓地 -
備考 -



大慈寺の縁起

大慈寺は、行基菩薩が天平9年(737)に創建、天台宗第三世で栃木出身の慈覚大師(壬生氏)も9歳から6年間当寺で修行、天台宗宗祖伝教大師(最澄)が国内の6ヶ寺に建立したと伝えられる相輪宝塔(正確には塔ではな木へんに棠)も当寺に残されています。栃木県内で現存する寺院で最古の寺院だといいます。

境内掲示による大慈寺の縁起

福井大僧正の碑文にも見られるように、三祖広智菩薩は弘法大師と深い交わりがありました。
慈覚大師様の九才から十五才の六年間のご修行の寺であり、宗祖大師は相輪宝[木棠]をご建立。日本天台宗の重要道場とされました。安慧・円澄などの高僧を輩出しました。
伝教大師様・慈覚大師様の御聖跡大慈寺で現存する栃木県最古の寺院です。(境内掲示より)

境内掲示による大慈寺の縁起

大慈寺
天平9年(737)に行基菩薩によって建立された大慈寺は、下野薬師寺、国分寺と並ぶ古い寺院です。ライシャワーさんの研究で知られる慈覚大師を始め多くの高僧を生みました。弘仁6年(815年)に伝教大師が訪れた際に教化のために建てたと言われる相輪宝[木棠]、行基菩薩の作による日本七仏薬師、慈覚大師修行の地奥の院などがあります。最近厄除開運などの初詣での寺としてにぎわいます。
※[木棠]は、「柱」の意味。伝教大師が全国に6ヶ所の宝塔を建立し、国家安穏を祈念したものである。現在の[木棠]は、享保10年(1725年)に再建されたもの。昭和33年県有形文化財に指定。(環境省・栃木県掲示より)

境内掲示による大慈寺の縁起

小野小町と大慈寺
平安時代に生きた六歌仙の一人小野小町が、大慈寺御本尊の薬師如来に病気平癒の祈願をしたと伝えられています。
最初、小町が病気治しの祈願をしたが治らず、和歌のやりとりをした後ようやく回復し、それ以降ここに住み着きました。
小町の最期は、諏訪が岳の北東に位置する断崖絶壁に登り、眼前に薬師如来の浄瑠璃浄土の世界を見て、そこに身を投げました。(「身投げ堂」藤坂ロックガーデンの場所)
村人はその小野小町の遺体を、大慈寺の薬師如来堂の真東、村檜神社前という村内の重要な場所に丁重に葬りました。
大慈寺は小野氏と関係があり、小野寺とも呼ばれること、
大慈寺で修行した慈覚大師円仁と同じ遣唐船に、小野篁が乗船していたことなどから、小町は小野寺に本当にいたのかもしれません。
小野小町の黒髪がやがて小野寺のイグサとなり、そのイグサを用いた畳の家では、必ず子宝に恵まれると言われました。
大慈寺では、小町ゆかりの子授け(女性の恋愛)守りもお分けしております。(境内掲示より)


いいお墓

大慈寺所蔵の文化財

  • 相輪[木棠](栃木県指定文化財)
  • 慈覚大師堂(岩舟町指定文化財)
  • 手香炉(岩舟町指定文化財)
  • 銅製華鬘2枚(栃木県指定文化財)
  • 銅製聖観音菩薩坐像(栃木県指定文化財)
  • 大慈寺奥の院(岩舟町指定文化財)

相輪[木棠]

弘仁年間の伝教大師様の銘文がきざまれています。
大師はここを天台教学のセンターとされました。東国文化の発祥の地です。多くの大慈寺の高僧が天台座主となり、新しい時代を拓かれました。(境内掲示より)

慈覚大師堂

棟札、勧化帳などの資料によると、慈覚大師堂は1845年(弘化2年)の大火で消失しましたが、日光山輪王寺門跡の御免勧化によって、下野と上野の二か国を行脚勧化して、1853年(嘉永6年)に再建されました。
格天井の絵画・彫刻・組み方ともに当代を代表する建造物特に格天井の絵はすばらしく、狩野派の絵師によるものと思われます。
また、堂内には慈覚大師ご自刻の大師像が安置されています。(岩舟町教育委員会掲示より)

手香炉

大慈寺の手香炉、それは全国に例を見ないものです。この仏具が現存するのは大慈寺だけで、日光にも比叡山にも伝えられていません。
香炉は香を焚くのに用いる器で、金・銀・銅・陶器製などがあります。元来、仏の供養のために用いる仏具でしたが、後世書院の床間の装飾品としても使用されるようになりました。その用途・形状によってさまざまな香炉に分類されますが代表的なものとして、僧侶の持つ柄香炉、懐中用の袖香炉などがあります。
手香炉は密教の修行に使われたもので、慈覚大師が中国修行中、衣の中に持ち、印を結ぶ手を温めたと思われます。(岩舟町教育委員会掲示より)

大慈寺の周辺図


関連ページ