住林寺。小野寺七福神の布袋尊
住林寺の概要
時宗寺院の住林寺は、三輪宗円福寺と号して創建したと伝えられ、承久の乱(1221)の後、小野寺氏が再興、弘安2年(1279)に一遍上人が当地方に来訪した際、時宗に改めて住林寺たといいます。小野寺七福神の布袋尊です。
山号 | - |
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院号 | - |
寺号 | 住林寺 |
本尊 | 阿弥陀如来像 |
住所 | 栃木市岩舟町小野寺1133−1 |
宗派 | 時宗 |
葬儀・墓地 | - |
備考 | - |
住林寺の縁起
住林寺は、三輪宗円福寺と号して創建したと伝えられ、承久の乱(1221)の後、小野寺氏が再興、弘安2年(1279)に一遍上人が当地方に来訪した際、時宗に改めて住林寺たといいます。
境内掲示による住林寺の縁起
住林寺
その縁起によれば、小野寺通網を開基としたものではなくて、その前に存在したという。
すなわち南都六宗の一つである三輪宗の寺にて円福寺と号し、皆川との境の奥山にあったものが東山へうつり、さらに阿弥陀ガ嶽にうつった。皆川境は寺平、東山は道場という地名となって、いまにその名残りをとどめているが、これを承久の乱後小野寺氏が再興し、通綱の法名をもって住林寺と称するにいたったという。
この寺が時宗となった由来は、一遍上人のところに述べたところであるが、この寺の本尊阿弥陀像は寿永のむかし小野寺通綱が源範頼にぞくして上京、法然上人に入門した折、京の私師に依頼してつくったものと伝えている。(「岩舟町の歴史」(岩舟町教育委員会)より)
住林寺の周辺図