西熊野神社|板橋区前野町の神社

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西熊野神社|城山熊野神社を分祠して創建

西熊野神社の概要

西熊野神社は、板橋区前野町にある熊野神社です。西熊野神社の創建年代等は不詳ながら、志村城山の城山熊野神社を分祠して創建したと伝えられ、江戸期には旧前野村の鎮守となっていました。

西熊野神社
西熊野神社の概要
社号 西熊野神社
祭神 伊佐那岐命、伊佐那美命
相殿 -
境内社 三峯神社、榛名神社、猿田彦神社
住所 板橋区前野町5-35-2
備考 旧前野村鎮守



西熊野神社の由緒

西熊野神社の創建年代等は不詳ながら、志村城山の城山熊野神社を分祠して創建したと伝えられ、江戸期には東熊野神社と共に旧前野村の鎮守となっていました。

新編武蔵風土記稿による西熊野神社の由緒

(前野村)
熊野社二
共に村の鎮守なり常楽院持下同じ(新編武蔵風土記稿より)

板橋区教育委員会掲示による西熊野神社の由緒

御祭神伊佐那岐命、伊佐那美命。
創建年代は不詳であるが、口碑によれば志村城山の熊野神社より分祠されたと伝えられている。
旧前野村の鎮守であるが、同村には熊野神社が二社あり、西方に鎮座する当社は西熊野神社と呼ばれている。
境内には三峯神社、榛名神社、猿田彦神社の末社が祀られているが、この内三峯神社は大正5年頃「一夜塚」(現前野町5-10)にあったものを当社境内に移したものである。
明治2年の「社寺取調」には、前野村三社の内の一つで、江戸時代の寛文年間(1661-73)に祭神は天神七代地神五代、氏子家数は三十三軒と記載されている。(板橋区教育委員会掲示より)

「いたばしの神社」による西熊野神社の由緒

創立年代不詳。口碑には城山熊野神社の分祠と伝えられるが、明治二年社寺取調下案河原文章には「前野村三社之内、式外一村鎮守西熊野神社、祭神天神七代地神五代、御除地境内百三拾坪去ル寛文□。氏子家族三拾三軒、当村之内」とある。(「いたばしの神社」より)

東京都神社名鑑による西熊野神社の由緒

創立年代は不詳であるが、口碑によると、城山熊野神社より分祀したと伝えられている。「明治二年三社の内、式外一村鎮守西熊野神社、祭神天神七代地神五大、御除地百三十坪、去る寛文二壬寅年(一六六二)・・・。氏子家族三拾三軒、当村之内」とある。(東京都神社名鑑より)


西熊野神社の周辺図


参考資料

  • 新編武蔵風土記稿
  • 「いたばしの神社」
  • 東京都神社名鑑